体臭

2016/05/27

水虫は足の悪臭の原因ですか

水虫は足の悪臭の原因ですか

日本人の4人に1人は罹患しているという水虫。特に夏場は症状も悪化し、悩まされている人も少なくないのではないでしょうか。相談者は長年水虫の症状に加え足の臭いにも悩んでいて、水虫と臭いの関係について相談を寄せてくれました。

30代男性からの相談:「水虫と足の臭いの関係」

恥ずかしながら昔から両足共に水虫持ちで、足の悪臭がキツいのですが、やはりこれは水虫が関係しているのでしょうか?たまに靴を履いたままでもツーンと匂ってくることがあります。また今まで面倒なのと恥ずかしいのとで水虫治療を行ってこなかったのですが、もしも水虫を完治することが出来れば、この足の悪臭もぴったりとなくなるのでしょうか?もしこの足の臭いが水虫が原因なのであれば、なぜ水虫が悪臭に繋がるのかわかりやすくご説明いただけると嬉しいです。(30代 男性)

臭いの原因が水虫を悪化させている

臭いの主な原因は靴の中の環境が影響していると専門家は言います。通気の悪い靴の中で汗をかき続けると、むれて雑菌が繁殖しやすくなり、悪臭が発生するのです。

足の臭いの原因は、通気が悪く常に足がむれていたり、古い角質が蓄積されていることです。体質や多汗症などがあり、水虫自体が臭いの原因ではなく、この環境が水虫を作りやすくさせています。(医師)
足の臭いには水虫の影響も少なからずともあります。しかし水虫がひどくない状態で続いているのであれば、汗やそのほかの雑菌が繁殖しているためにそのような臭いを作り出しているのかもしれません。(看護師)

様々な対策で臭いは軽減できます

同じ靴を履き続けたり、靴をよく乾燥させないままの状態で置いておくのは雑菌の繁殖を助長してしまいます。気をつけましょう。また、5本指靴下の使用も蒸れを抑える効果があるそうです。

靴は通気の良いものを選び、できれば3足くらいをローテーションさせ、1度はいた靴は最低丸一日乾燥させてください。この時に、薄めたミョウバン液をスプレーしたり、新聞紙を丸めてつめておいておくと、消臭効果があります。洗えるものでしたら、適宜洗ってください。靴下は指のついたものが皮膚の接触を防ぎ、蒸れにくくなります。足が蒸れたら、数回は履き替えるようにしてください。(医師)

臭いを抑えるためには、入浴時にしっかり足を洗うことももちろん大切です。指の間まで丁寧に洗いましょう。

足は殺菌作用のあるもので丁寧に指の間も洗って、しっかり乾燥させてください。家の中では素足で過ごすのが良いですが、家族にうつす場合もありますから、バスマットやスリッパの共用、皮膚が接触することは避けてください。(医師)

足の臭い解消は水虫の治療から

できてしまった水虫は自力で治すのは難しいものです。皮膚科を受診し、粘り強く治療を行いましょう。

臭いの原因である足のむれを改善させれば、水虫も改善できると思いますが、水虫はしっかり治療しないとなかなか完治しにくいので、まずは皮膚科で治療を行ってください。(医師)
水虫をきちんと治療して完全に治すことができるのであれば、足のにおいの原因の一つは除去できるでしょう。しかし基本的なことですが、水虫がいるからと言って臭いが出るわけではありません。臭いの原因は水虫ではなく足の指の間や足の裏の湿度が高くなり、雑菌が角質などをエサにして臭いの元を発生しているのです。もし水虫が治ったとしても、今のままでは再発するリスクが高いと考えられます。足の環境改善が重要でしょうね。(看護師)

水虫を治しても足の臭いがなくなるわけではありませんが、水虫にならないよう清潔な環境を保つことが臭い軽減には何よりも大切です。ここで紹介した靴をローテーションで履く、通気性の良い靴を選ぶ、入浴の際に足をしっかり洗うなどといった方法をぜひ実践してみてください。

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