健康

2016/05/25

30代の男性。いびきで耳鼻科の手術を受けるべきか考えています

30代の男性。いびきで耳鼻科の手術を受けるべきか考えています

子供の頃いびきが原因で気道を広げるために、扁桃腺やアデノイドの切除手術をしたという方はいらっしゃるでしょうか。では大人になってからのいびきにも、外科手術は有効なのでしょうか。専門家の意見をお聞きしましょう。

30代の男性からの相談:「子供のころからのいびき。気道を広げる外科手術を受けたほうがいい?」

子どもの頃から鼻が悪く、よく口呼吸をし、軽いいびきをかいていました。そのため夜よく眠れず、小学生の頃に一度、鼻の気道を広げる手術を行いました。最近、妻に軽いいびきをかいていると言われるようになりました。お酒を飲むと特にいびきがひどくなるようです。将来的にいびきがひどくなり、呼吸器の負担が強くなるようであれば、将来的には手術も検討した方が良いのか悩んでいます。(30代・男性)

口呼吸は万病の元、いびきの原因にも!手術はあせらずに

いびきをコントロールすることは、質のいい睡眠を確保する上でとても大切です。いびきの原因には、口呼吸が関係している場合もあります。外科手術を考慮する前にできることがあります。

呼吸は通常鼻呼吸です。鼻で呼吸することで、鼻毛や鼻の粘膜が細菌やウイルスの侵入を防ぎ、口呼吸に比べ、温めた空気を気道に送ることができます。口呼吸の方は口の中が乾燥し、唾液の殺菌作用が低下し、虫歯になりやすかったり、細菌やウイルスが直接喉に入ることで感染しやすくなります。また、唾液量が減ることで口臭の原因にもなります。寝ている間はいびきをかきやすく、睡眠時無呼吸症候群を起こしやすくなります。(医師)
睡眠は人間が生活するうえで最も強い欲求の一つ(三大欲求)のひとつです。質のよい睡眠は、重要ですね。軽いいびきというのであれば手術を再検討するほどでもないでしょう。アルコールを飲んだ後にいびきをかいてしまうのは、筋肉の緊張が弱くなっているためです。将来的にいびきがひどくなるかどうかは、今後の生活習慣や意識次第です。手術はすぐに受けることができるので、よほどひどくなってからで大丈夫だと思います。(看護師)

気道をふさがない工夫を!自分のいびきを聞いてみる?

いびきを自力で治す方法がありますので、それを試してみるのはいかがでしょうか。また、いびきの程度によっても対応の仕方が違ってきますので、自分のいびきを聞いてみましょう。

起きている間は、意識して口を閉じ、鼻呼吸を心がけてください。枕は横向きになったときに、頸椎から背骨が水平になる高さを目安にしてください。寝る時は口呼吸用のテープやマウスピースを使用してみたり、横向きに寝るようにしてください。肥満の方は気道を塞ぎやすく、口呼吸になりやすいので、メタボにも注意してください。気になるようでしたら、耳鼻科を受診するといいでしょう。(医師)
まずはいびきをかかないような生活習慣を送っていくことで、いびきがひどくなることは防げるはずです。もしかしたら奥さんも遠慮して軽いいびきと言っているのかもしれません。ボイスレコーダーなどで録音してみてもいいかもしれませんね。(看護師)

いびきは身体からのサインです。ひどくならないうちに早めに対処するのはいいことです。ただし、子どもの場合と違い外科手術よりも他の方法が優先されるようです。ぜひ専門の医療機関で詳しい相談をなさってください。

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