健康

2016/05/24

40代の男性。肥満以外に考えられる睡眠時無呼吸症候群(SAS)の原因を教えて!

40代の男性。肥満以外に考えられる睡眠時無呼吸症候群(SAS)の原因を教えて!

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の人は、日本に200万人以上いると言われます。SASの原因は、肥満によるいびきとの関わりが指摘されています。肥満のない人もSASを心配すべきでしょうか。専門家にお聞きしました。

40代の男性からの相談:「いびきで時々呼吸が止まる。肥満以外の睡眠時無呼吸症候群の原因は?」

私はいつもいびきをかいているらしく、すごくうるさいようで、たまに息をしなくなる時があると言われます。睡眠中にいびきをかいていて息をしなくなる事を睡眠時無呼吸症候群と言い、突然死の可能性もある事を聞きました。肥満体型の人によく見られると言われていますが、私はそれほど肥満ではないので他に原因があれば教えてもらいたいです。(40代・男性)

いびきの原因は口呼吸?気道をふさぐ原因のいろいろ

寝ている間のいびきは、気道の圧迫によって起こります。気道を圧迫する原因は肥満以外にもたくさんあるようです。まずは、思い当たる原因がないか、調べてみましょう。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は肥満もひとつの原因ですが、口呼吸、枕の高さが合っていない、舌が喉の奥に入りやすい(舌根沈下)顎の骨格が小さい、扁桃腺肥大や骨格によって気道が閉塞されている場合があります。また、顔を横向きにしたらいびきが止まったことはないでしょうか?常に仰向けで寝ていると、気道が圧迫されいびきをかきやすくなります。(医師)
口呼吸をして寝ている人はいびきをかきやすくなります。起きたときに喉がカラカラだったり喉が痛ければその可能性が高いです。また慢性的な鼻炎でも口呼吸になります。舌が肥大している場合や、口や舌の筋力が弱って落ち込んで気道をふさぎ、いびきをかく人もいます。また、アルコールを飲んだ時も筋肉がほぐれて舌が落ち込みやすいです。ほかには気道が病気であったり先天的に狭いということもあります。(看護師)

早めに睡眠時無呼吸症候群の検査を!いびきを改善する方法は?

睡眠時無呼吸症候群の場合、治療しないで放置しておくと健康に大きな影響が及びます。早めに検査を受け、正確な診断をしてもらいましょう。今晩からさっそく、自分でいびきを抑える方法を試してみましょう。

いびきのときに一時的に呼吸が止まってしまうことを睡眠時無呼吸症候群といいます。おっしゃるように、死に至る原因の一つにもなり得ることは本当のことのようです。10秒ほどの呼吸停止が1時間に5回以上、または一晩の睡眠中(約7時間ほど)に30回以上の呼吸停止があればSASと診断されます。医療機関で1泊程度の検査入院や、簡易式の検査器具を使用して、自宅でも検査することができます。(呼吸器科・医師)
睡眠時無呼吸症候群の合併症には、不整脈・虚血性心疾患・脳血管障害などがありますから、突然死のリスクも伴います。対策としては、鼻呼吸を意識すること、枕の高さを調整すること、横向きで寝ること、口呼吸用のテープやマウスピースを使用することがあります。気になるようでしたら、耳鼻科か呼吸器内科を受診してください。(医師)

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、軽く見てはいけない病気です。夜間のいびきや一時的な呼吸停止は、SASの兆候である可能性があります。ぜひ、早めに医療機関で検査をして、適切な治療をお受けください。

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