健康

2016/05/22

なんとかしたい!春先にひどくなる乾燥肌…

なんとかしたい!春先にひどくなる乾燥肌…

乾燥肌の悩みが尽きることのない相談者。特に春先になると花粉の刺激のせいか痒みが強くなるようです。皮膚科を受診し、自分なりにケアを試みているようですが、根本的解決には至らず…。今回一念発起して体質改善に取り組もうとしています。

30代男性からの相談:「花粉の時期になると皮膚がかさつきます。」

花粉の時期になると皮膚がかさつきます。一年中、皮膚には何らかのトラブルを抱えてはいるのですが、特に春先になると皮膚が全体的に乾燥し、ちょっとした刺激でも発作的に体中を引っ掻いてしまいます。体中が血だらけです。皮膚科に行って薬は貰っていますが、完璧に治るということはありません。そこで、体の中から治療しようと思い、食事の内容を工夫しようと思うのですが、皮膚のコンディションを良くするために良い食事がありましたら、教えてください。よろしくお願いします。(30代 男性)

肌のターンオーバーを整えるためには

相談者の質問に答える前に、専門家は肌のターンオーバーについて説明しています。ストレスの少ない健康的な生活こそが、肌細胞が滞りなく生成されるための条件のようです。

肌は、古い角質が剥がれおち、新しい細胞が生まれるサイクルを繰り返しています。これをターンオーバーと呼び、約28日周期で肌細胞が生成されています。食生活や生活習慣、気候やストレス、ホルモンバランスなどによって、ターンオーバーが乱れると、肌トラブルが起こりやすくなります。ターンオーバーを整えるためには、規則的な生活で、夜の睡眠をとること、ストレスをためないこと、適度な運動で代謝をよくすることなどがあります。(医師)

食べた物は肌の状態に直結します

日々の食事には肌のために良いといわれる食物を多く取り入れましょう。また、脂質や塩分の摂り過ぎは肌のためにも身体全体のためにも注意しなければなりません。揚げ物やインスタント食品を全く食べないわけにはいかないかもしれませんが、「昨日は食べ過ぎたから今日は控えておこう」というふうに、少し意識を変えるだけでも肌質改善に効果が表れるはずです。

食事では、脂っこいものやインスタント食品は避け、ビタミン類やセラミドを多く含む緑黄色野菜、果物を多めに摂ってください。魚介類に含まれる亜鉛も新陳代謝を高めますし、牛スジやすっぽんに含まれるコラーゲンに美肌効果があることはよく知られています。(医師)

身体の内側と身体の表面、両方からのケアを。

相談者のように、生活や食べ物に気をつけて肌質を良くしていこうとする姿勢は大切です。同時に入浴や保湿の仕方などスキンケアにも一工夫取り入れると、より効果が実感できるのではないでしょうか。

食べ物以外にも、体を洗う石鹸は刺激の少ないもので、ナイロンタオルやスポンジは使用せず、手か肌に優しい素材のもので洗うようにしてください。石鹸カスが残らないようによくすすぎ、入浴後は体が湿っている状態でクリームなどを塗って、保湿を心がけてください。(医師)

肌質改善のためにいろいろ試しても、なかなか効果が実感できず諦めてしまったという話も聞きます。しかし、ある日急に肌トラブルがなくなったなどということは考えられず、辛抱強く続けることでしか効果が得られないのもまた事実。専門家は様々なアドバイスを提示してくれています。いきなりすべてを実践するのは難しくても、できそうなことから始めてみてはいかがでしょうか。

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