健康

2016/05/19

アトピー性皮膚炎に軟膏は必要?日焼け止めはよくない?

アトピー性皮膚炎に軟膏は必要?日焼け止めはよくない?

アトピー性皮膚炎は、常にしつこい痒みに悩まされるつらい病気です。子どもではアレルギーが原因であることが多いですが、大人のアトピーはいくつもの原因が重なり複雑化するようです。アトピーの再発に悩む相談者へのアドバイスをみてみましょう。

20代男性からの相談:「アトピー用の軟膏と日焼け止めについて」

私はアトピー性皮膚炎です。現在は通院治療しておらず、一応完治したことになっていますが、日中は外での活動が多く、よく汗をかくため無意識的に掻いてしまうので、症状が再発して酷くなっている状態です。また、紫外線に当たると皮膚の変色を招いてしまう軟膏を使用するため、日焼け止めを使っていました。アトピー性皮膚炎の場合、このような軟膏なしに治すことは難しいでしょうか。日焼け止めもよくないのでしょうか。(20代・男性)

日焼け止めクリームで悪化の場合も。無添加のものや長袖で対応を

アトピーに紫外線は大敵ですが、日焼け止めクリームの種類によっては悪化の原因になることもあるので、他の選択肢も考えてみましょう。

アトピー性皮膚炎の場合、紫外線は大敵です。そのためアトピー性皮膚炎でも紫外線対策はしっかり行うべきですが、日焼け止めのクリームなどには界面活性剤や添加物などが含まれているので、改善のための処置のつもりが、悪化させる結果となってしまいます。日焼け止めには、クリーム・軟膏タイプではなく、無添加のパウダータイプを選んでもよいでしょう。長袖やアームカバーなどの利用も有効です。(看護師)

皮膚科を受診し、原因の特定と適切な治療で改善を

アトピー性皮膚炎は環境変化やストレスで再発することもあります。症状悪化の原因は多岐にわたるので、皮膚科を受診して診察・相談し、適切な治療をすることが一番の改善方法ではないでしょうか。

アトピー性皮膚炎が本当に完治した、という判断は難しいですね。環境が変わり、皮膚へのストレスが新たに加わるようになれば、再発することも珍しくありません。完治というよりは改善・消失という表現のほうがよいのかもしれません。(看護師)
一度皮膚科を受診してはいかがでしょうか。現在抱えている症状がアトピーからくるものなのか、他の要因によるものなのかは診察をしてみないとわかりません。悪化の原因は多岐にわたり、日焼け止めが肌に合わない、皮膚の毛穴に汗などを介して雑菌が入ってしまうことなども否定できません。肌に合わない軟膏であれば別の種類の軟膏に変えることも可能なので、受診をして医師に診察・相談されることが一番の改善につながると思います。(皮膚科看護師)

アトピー性皮膚炎の再発は日焼け止めクリームによるものだけでなく、環境変化、ストレスなど多岐にわたるそうです。皮膚科を受診して診察・相談し、原因を見つけ、適切な治療で改善を目指しましょう。

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