健康

2016/05/18

夫のいびきに悩む女性。いびきに効果的な治療法はあるのか?

夫のいびきに悩む女性。いびきに効果的な治療法はあるのか?

いびきは万病の元とよく言われます。いびきを自力で治す方法やいろいろなグッズを試してみてもいびきが改善しない場合、どうしたらいいのでしょうか。いびきの専門的な治療法について医師や看護師の方々にうかがいました。

30代の女性からの相談:毎晩必ずいびきをかく…何か病気が隠れているのでは?治療法はある?

夫は、毎晩欠かさずいびきをかきます。一生懸命働いた日も一日中寝て過ごした日の夜もいびきをかくので、鼻や喉、舌の疾患なのではないかと心配です。無呼吸なのかと思い検査した事もありますが、結果は問題なしでした。市販のいびき防止器具を試した事もありますが、効果はありませんでした。いびきに対する効果的な治療はあるのでしょうか。(30代・女性)

夫のいびきに悩む女性からの相談です。睡眠時に常に起こるいびきは確かに心配ですね。検査の結果、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性はないということですが、それでも治らないとなるとさらに心配になることでしょう。人間にとって非常に重要な睡眠ですから、もし奥様もいびきの音で熟睡できていないなんてことになったら、それも大きな問題になります。旦那様のいびきを改善するためにも専門の方にお話し聞いてみましょう。

太っている人やお酒を飲む人はいびきをかきやすい?治療しないとどうなる?

いびきの原因には、体型や隠れた病気、生活習慣などに起因する気道の圧迫が関係しているようです。習慣的ないびきを放っておくと、思わぬ病気を招きます。

睡眠時無呼吸症候群でなかったのでしたら幸いです。他にいびきの原因として考えられるのは、扁桃腺肥大、寝ている間の舌根沈下、枕の高さが合っていないことや、口呼吸、肥満、肥満でなくても首周りに脂肪がついている場合、顎が小さい方はいびきをかきやすくなります。(医師)
いびきは肥満や飲酒、アレルギー性鼻炎などが原因となります。肥満は顎や首周りに脂肪がつくことで気道が圧迫されて狭くなり空気が振動することにより起こります。また飲酒は筋肉の緊張がゆるむため舌が咽頭部位に下がりいびきの原因になります。アレルギーや慢性副鼻腔炎も粘膜や気道が狭くなり口呼吸をするためいびきをかきやすくなります。(看護師)
いびきをかいている間、脳は酸素不足になり、また覚醒状態になるため十分な休息がとれていません。その結果、睡眠不足に繋がり自律神経のバランスが崩れてうつ病などを発症する恐れもあります。(看護師)

気道を広げることがポイント!いびきを治す専門的な治療法

自力で治すことができない場合、早めに耳鼻科など専門の医療機関で相談しましょう。気道を広げて、いびきをかかないようにする方法はいろいろあります。

マウスピースを使った治療が一般的ですが、効果がない場合は、枕の高さを調整してください。横向きになったときに、脛骨と背骨が水平になるのが理想の高さです。仰向けで寝ると、気道が圧迫されやすいので横向きに寝るか、または丸めたタオルを首の下に入れて気道を広げてください。口呼吸の場合は、専用のテープがあります。改善されず気になるようでしたら、耳鼻科を受診してください。(医師)
いびきの治療法にはレーザー治療で咽頭部分を照射して気道を広げる方法があり、耳鼻咽喉科で相談することができます。その他マウスピースを用いたり、横向きで寝るのも効果があります。肥満体質なら食習慣や生活習慣を見直して改善することでいびきの音は小さくなります。ただし、根本的な病気がある場合、罹っている病気を治療しなければいびきは治りません。(看護師)

いびきを改善するには、気道を広げることがポイントです。自力で改善できない場合は、早めに医療機関を受診し原因となる病気が隠れていないか調べ、自分に合った治療法について相談しましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加