健康

2016/05/17

気になる身長の縮み…遅らせることは可能?

気になる身長の縮み…遅らせることは可能?

加齢と共に身長が縮むことはよく知られていますが、縮みを遅らせることはできるのでしょうか?運動や食事で防ぐことはできるのかという50代男性からの相談、どのような対策をとっていけばよいのでしょうか。

50代男性からの相談:「身長が縮むのは年齢的に諦めるべき?」

171cmあった身長が僅かずつ縮んできているようで、しばらく前に170.5cmと計測されました。骨折の経験もなく、骨密度なども問題視されたことはありません。縮小の原因は何でしょうか?積極的に取り入れたほうがよい栄養素は何でしょうか?カルシウムはこまめに摂取しています。体操・運動・姿勢矯正等で縮小を止めたり、遅らせることはできますか?もしくは加齢による縮小は、仕方のないものなのでしょうか?(50代・男性)

身長が縮む原因は?

40代以降から骨の空間が狭まってくると考えられていますが、0.5cmの誤差は測定時に発生しやすいので、さほど気にする必要はないようです。

年齢を重ねると身長が縮むといわれていますが、身長が縮む原因は様々です。腰が曲がったりする脊椎の変形や、足の直立性が弱くなること(常に膝が曲がった状態)など姿勢によるもの、年齢とともに骨と骨の間の軟骨が減少し、骨の空間が狭まることが考えられます。骨密度が低い方も、骨が押しつぶされ身長が縮む原因になります。(産科・婦人科医師)
加齢による縮小は40代ごろから起こるといわれているため、ある程度は仕方のないことと思います。測定される際の髪の毛のボリュームや姿勢はいかがでしたか。0.6㎝ですから髪型による誤差であることも考えられ、前回測定時と今回の測定時の首の角度が違ったのかもしれません。(循環器内科看護師)
身長計や測定するときの状況によっては1~2cmの誤差はありますから、0.5cmの誤差でしたら神経質にならなくてもよいかと思います。(産科・婦人科医師)

縮みを遅らせるには

バランスの取れた食事と適度な運動、日光に当たることなどで骨を強くし、姿勢の歪みを防ぐことは可能です。

寝ている時は骨の空間が広がりますが、立っている間に空間が狭まれることから、朝の方が身長が高いとうことになります。身長を維持するためには、ミネラル以外にも、タンパク質やビタミンなど、バランスのとれた食事を心がけてください。(産科・婦人科医師)
正しい姿勢をとることも大切ですが、日頃から体操やウォーキングなど、軽い運動を行い、短時間でいいので日光浴をしてください。日に当たることでビタミンDが形成され、丈夫な骨になりますが、紫外線は皮膚トラブルの原因になるため、長時間日光浴する必要はありません。(産科・婦人科医師)
骨を丈夫にするためにはバランスの摂れた食事に適度な運動、十分な休息が大切です。姿勢が悪ければ猫背になりますし、今後円背になることも考えられるので日頃から姿勢を意識して過ごすことが重要です。加齢に伴い筋肉は衰え低下しますので、筋肉量が減れば姿勢も崩れます。(循環器内科看護師)

年齢を重ねるにつれて骨の空間は縮んでくるものですが、栄養分や運動、日光浴などで骨を丈夫にし、姿勢が歪まないように対策してください。

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