口臭

2016/05/16

作業などで集中した後の気になる口臭…原因は?

作業などで集中した後の気になる口臭…原因は?

仕事などで熱中した後は口の中が乾燥して、口臭が気になることがあります。相談者の男性はドライマウスについての原因と対策を知りたがっていますが、どのような対策をとっていけばよいのでしょうか。

30代男性からの相談:「ドライマウスの対処法が知りたい」

喫煙者です。最近、作業に集中すると口臭が気になると指摘され、自分でも歯茎に不快感を覚えるようになりました。体臭はあまり無く、加齢によるものとは違うように思います。気になって調べてみたところ、ドライマウスというものに当てはまるようです。ドライマウスにはどのような対処法が効果的なのでしょうか。また、ドライマウスになってしまう根本的な原因と、その対処法を教えてください。(30代・男性)

口臭が発生する原因

口臭の原因には、口呼吸やストレスによる唾液の減少など様々な要因が考えられます。

口臭の原因は、食生活や口腔内の疾患、内臓疾患など様々なものがありますが、唾液の分泌が減少するドライマウスも原因の一つです。ドライマウスの原因は疾患や薬の副作用によるものもありますが、噛む回数が少なく顎を使わない、作業などに集中すると口呼吸になっている、常に緊張した状態で交感神経が優位に働き、唾液の分泌が抑えられているなどが考えられます。(呼吸器科医師)
ドライマウスにはいくつかの原因が考えられます。主なこととして、ストレスの多い生活や不規則な生活により、交感神経が優位になっていることです。交感神経は唾液の分泌を抑える働きがあり、集中したり緊張すると口臭が増すのはこのためです。(歯科衛生士)
唾液には、食べ物の消化や口腔内の常在菌に対する殺菌作用があるので、ドライマウスになると口臭以外に歯肉炎や虫歯などの口腔内の疾患を起こしやすくなります。 (呼吸器科医師)

口臭を予防するには

よく噛むこと、生活習慣を見直すことでも改善は可能ですが、自己免疫性の低下が関係している場合もあるようなので注意しましょう。

急いで食べる・柔らかいものを食べるために噛む回数が減少していることや、口で呼吸する癖がついていることなど、生活習慣が原因となることもあります。他にも薬の服用や、シェーグレン症候群などの病気と関係がある場合もあります。(歯科衛生士)
対策としては、作業中は口呼吸にならないよう意識してください。食事の前には、唾液腺(耳の下から顎にかけて)を軽くマッサージしたり、顎を大きく動かして、唾液の分泌を促してください。食事はよく噛んでゆっくり食べるようにし、水分を多めに摂るのもいいですし、飴やガムを噛むのもよいでしょう。(呼吸器科医師)
日常生活でできる対処法としては、上手にストレス解消をすること、十分に水分補給することに加え、よく噛んで食事をすること、鼻で呼吸することです。アルコールやカフェイン、ニコチンといった身体の水分を奪うものの摂取も極力控えることです。あいうべ体操や唾液腺マッサージも検索して行ってみてください。(歯科衛生士)

ドライマウスは生活習慣やストレスが原因とも考えられ、鼻呼吸や日頃からよく噛んで唾液を増やし、口腔内を乾燥させないことが大切です。一方で、自己免疫疾患が関連している可能性もあるようです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加