口臭

2016/05/16

歯を磨いても気になる口臭…体質が影響している?

歯を磨いても気になる口臭…体質が影響している?

朝起きると口臭がするのは誰しもが経験することです。今回の相談者の男性は、歯を磨いた後でも臭いが気になってしまうようですが、口臭を気にしないで済むよい解決法はあるのでしょうか。

40代男性からの相談:「就寝中に口が開いていることも原因?」

朝起きると口がカラカラで、自分でもわかるぐらい口臭が酷いです。 朝は歯を磨いて出かけますが、口臭が気になって仕方ありません。 夜眠る前によく小腹が空いて我慢できずに食べてしまいます。 虫歯はなく、歯のクリーニングに行くこともありません。就寝時は口を開けて寝ているそうです。これらは口臭と関係ありますか? どんなに汗をかいても腋は臭いませんが、普段から足は臭います。 口臭は体質にもよるのでしょうか?(40代・男性)

起床時の口臭について

朝は唾液の減少で細菌が繁殖しているので、健康な人でも口臭がします。

口を開けて寝ると口腔内が乾燥して唾液の殺菌作用が低下し、雑菌が繁殖することで口臭の原因になります。口呼吸で寝ている方は、睡眠時無呼吸症候群にもなりやすくなります。(呼吸器科医師)
朝一番の口臭がきついのはすべての人に共通の現象です。睡眠中は天然の抗菌洗浄液である唾液の分泌が減少し、臭いを出す細菌が増えて活発になるためです。(歯科衛生士)

日常的に心がけたいこと

口を開けて寝るとさらに口腔内が乾燥しやすくなるため、マウスピースやマスクで予防することもひとつの手です。歯周病も疑って歯科検診を受けるのもよいでしょう。

寝ている間は意識して口を閉じるのが不可能なので、マウスピースを使用したり、閉口テープを貼って寝る方もいます。口腔内の乾燥を予防するためには、マスクをして寝るのも一つの方法です。この場合、鼻まで塞ぐ必要はありません。(呼吸器科医師)
起きている時は、鼻呼吸を心がけてください。食事は臭いのきついものは避け、食後は歯間ブラシも使って、歯垢が残らないようにしてください。また舌についた白い物(舌苔)も口臭の原因になりますから、舌ブラシなどで優しく取り除いてください。(呼吸器科医師)
睡眠中は以下の2点に注意してください。ひとつは、寝る前に十分な歯みがきをして菌をできるだけ減らしてから、菌のエサがない状態で寝るようにしましょう。もうひとつは、口をあけて寝ているために、睡眠中ただでさえ少ない唾液がさらに乾いてしまい、細菌が大増殖します。閉口テープやマウスピースなども販売されていますし、手軽なところでは絆創膏や濡れマスクなどを使って夜間の鼻呼吸に努めましょう。(歯科衛生士)
年齢的に自覚症状がなくても歯周病にかかっている可能性が高く、それが口臭の根本原因となっていることが考えられます。歯科医院で相談することをお勧めします。(歯科衛生士)

就寝時にマウスピースやマスクなどで口腔内の乾燥を極力押さえることも口臭予防のひとつですが、年齢的にも定期的に歯科検診を受けたほうがよいでしょう。

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