口臭

2016/05/15

虫歯の治療後も口臭が…夕方以降ひどくなるのはなぜ?

虫歯の治療後も口臭が…夕方以降ひどくなるのはなぜ?

ひとくちに口臭といっても、その原因はさまざまです。今回の相談者は30代の男性です。虫歯や口呼吸、蓄膿症などに悩まされてきましたが、口臭を指摘されたのをきっかけに、虫歯の治療に踏み切りました。おかげでいったんはおさまった口臭でしたが、また元に戻ってしまいました。特に夕方以降ひどくなるといいますが、いったい何が原因なのでしょうか。

30代男性からの相談:「口臭と時間帯の関係について」

自覚はなかったのですが、妻や会社の上司から「口臭がきつい」と言われました。朝昼晩、食後の歯みがきはしていましたが、胃が悪く虫歯や蓄膿、口呼吸などがあり、まずは歯医者で虫歯の治療をしました。おかげで口臭が気にならなくなったと妻からは言われましたが、しばらくたつとまた戻ってしまいました。日中よりも夕方、夜にきつくなるようですが、時間帯の影響はあるのでしょうか。(30代・男性)

口呼吸が原因かも。口が乾燥すると時間とともに口臭に

時間とともに口臭がひどくなるのは、口呼吸による口腔内の乾燥が原因と考えられます。水分を補給したり、唾液の分泌を促すことで改善が見込めます。

日頃から口呼吸でしたら、長時間口の中が乾燥することで、夕方の方が口臭がきつくなるのでしょう。自覚があるようですから、鼻呼吸を意識して水分を摂ったり、飴やガムなどで唾液の分泌を促してください。(医師)
口の中が乾燥してしまうと、口腔内の細菌繁殖に拍車をかけます。保湿成分のあるうがい液などを利用してみてはいかがでしょうか。適度な潤いのある口腔環境にする必要がありますが、ガムを噛むと唾液の分泌をよくしてくれるため、現状噛んでいないのであれば、効果があるかもしれません。(看護師)

食事はゆっくり噛んで。こまめに歯を磨き、蓄膿症の治療も

食事はゆっくり噛んで食べましょう。こまめな歯磨きで歯垢を取り除くことも大切です。蓄膿症が原因となることもあります。口臭予防のためにも治療しましょう。

歯磨きをする時は歯間ブラシで歯の間の歯垢を除去し、舌ブラシも使って、舌についた白い苔のようなものも取り除いてください。ただし舌をゴシゴシこすると舌を傷つけて、逆に唾液の分泌が悪くなり、口臭を強くする場合があります。やりすぎに注意してください。(医師)
胃が悪いのでしたら、食事は顎を動かして、ゆっくり噛んで食べるようにしてください。顎を動かすことで唾液の分泌がよくなり、食べ物が消化されやすくなりますし、口臭予防にもなります。それから歯の治療が終わったのでしたら、蓄膿症の治療もしてください。(医師)
時間帯はもちろんですが、何を食べたかだと思います。食べた物の組み合わせが悪ければ、消化・吸収の過程で化学変化を起こし、臭いの原因になることが考えられます。(看護師)
喫煙習慣があるようでしたら、タバコの成分との相性もあります。また、口の中に食べかすなどがあれば、時間とともに臭いの原因になると思われます。歯磨きの方法なども見直してみるとよいかもしれません。(看護師)

時間とともにひどくなる口臭は、食事の影響や、口呼吸による乾燥が考えられるようです。水分補給や唾液の分泌を促すようにしましょう。歯のケアはもちろんですが、蓄膿症もこれを機会に治療しておきましょう。

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