健康

2016/05/14

激しいいびきは何かの病気?対策方法は?

激しいいびきは何かの病気?対策方法は?

いびきは自覚症状がないため、一緒に寝ているパートナーからの指摘で発覚することも多いです。いびきを放置すると適切な睡眠がとれず、場合によっては生活習慣病を合併しやすくなるなど、リスクの高い症状です。どんな対策をとっていけばよいのでしょうか。

50代男性からの相談:「いびきの原因と対策は?」

ここ数年来、就寝時のいびきに悩んでいます。いびき外来で検査入院しましたが、睡眠時無呼吸症候群ではありませんでした。妻によると、息をするたびに大きな音が出て、その際口が開いていることが多いそうです。ちなみに一番体重が少なかった頃に比べて体重は約10㎏増えました。お互いの安眠の為にもいびきを軽減したいのですが、具体的な対処方法はあるでしょうか。また、何かの病態が隠れている可能性もあるのでしょうか。(50代・男性)

いびきの原因は、睡眠中に気道が狭くなること

いびきは肥満や口呼吸、ほか様々な理由から気道が狭くなることによって起こります。飲酒やストレスでもいびきは大きくなります。

いびきの原因は、肥満、口呼吸、舌根沈下や扁桃腺肥大などで気道が狭くなっている場合、枕の高さが合っておらず気道を塞いだ状態で寝ている場合、常に仰向けで寝ている場合などがあります。(医師)
体重が増加すると肥満傾向になり、首や顎周りなどが太くなって気道が狭くなり圧迫されることにより、いびきが発生します。慢性副鼻腔炎(蓄膿症)や花粉症などのアレルギー性鼻炎、扁桃部に炎症がある場合も、鼻の通りが狭くなり粘膜の抵抗によっていびきが大きくなります。仰向けで寝ると舌が咽頭部に落ち込み、気道が狭くなって激しいいびきの原因になることもあります。アルコールの飲酒やストレスでもいびきは大きくなります。(看護師)

気道を広げる工夫で対策を。病院での再検査も考えて

いびき対策として、寝るときの体位や枕に気を付けたり、減量などをして気道を広げること、規則正しい生活を心がけることがポイントです。いびき防止グッズを利用したり、病院で再度検査を受けることも検討してはいかがでしょうか。

枕の高さを調整したり、寝る時の体位を変えてみてください。安眠用の枕がありますが、横向きになった時に頸椎と背骨が水平になるのが理想の枕です。寝る時は横向きや、首の下に丸めたタオルを入れて、気道を広げた状態で寝てみてください。また、少し減量して首周りの脂肪を減らしてください。さらに受診は数年前なので、もう一度睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査を受けてみてください。(医師)
体重増加が原因であれば体重を落とし、鼻に疾患がある場合は治療をしましょう。規則正しい生活でストレスを溜めないことや、飲酒は控えるなどの工夫も行うとよいでしょう。改善しないときは、市販のいびき防止グッズなどを利用するのも対策になります。(看護師)

いびきは、様々な理由で気道が狭くなることにより起こります。対策としては、睡眠時の体位や枕に気を付ける、減量する、いびき防止グッズの利用などで気道を広げるとよいそうです。

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