健康

2016/05/13

食べても太れないが、痩せ型体型のデメリットとは?

食べても太れないが、痩せ型体型のデメリットとは?

毎年の健康診断でメタボを指摘され落ち込む人は多いですが、逆に痩せぎみだと診断される人もいます。ただ痩せているだけで特に問題ないのではと思いがちですが、メタボだけではなく、痩せ型体型にも様々なデメリットがあるようです。

20代男性からの相談:「痩せ型体型だが、何か身体によくない影響は?」

身長184cm体重63kgで標準体重より10kg近く少なく、健康診断の際に「大きな問題はないが、少し痩せぎみ」といわれました。食べてもあまり太らない体質で、多少食べ過ぎだと感じる程度の食事量でないとどんどん体重が落ちてしまい、健康診断のBMIの項目で毎年BやC判定なのが気になります。太っていることのデメリットはよく耳にしますが、痩せていることのデメリットというのもあるのでしょうか。(20代・男性)

メタボとは別の様々なデメリットが

メタボばかりが悪いイメージですが、痩せすぎも身体に様々な悪影響を及ぼすことがわかっています。免疫力の低下や疲れやすいなど、痩せ型のデメリットについて医師や看護師さんは次のように説明しています。

一般的に、肥満の方はメタボなどの疾患のリスクが高くなりますが、痩せているから健康というわけではありません。痩せ型の方はひ弱に見えたり、頼りないようなマイナスのイメージがありますし、疲れやすかったり免疫力の低下、また身体が冷えやすいという特徴もあります。肥満でも痩せすぎでも、身体によいことはないでしょう。(医師)
身長・体重から計算すると、BMIが18.6、標準体重が62.6~84.6未満なので正常範囲ではありますが、やや痩せ型になります。肥満の方からすれば羨ましい悩みかもしれませんが、痩せ型の人は筋肉が少なくぎっくり腰になりやすい、骨が細く骨折しやすい、汗をかいただけで立ちくらみを起こし貧血になりやすいなど、身体のあちこちに負担をかけるというデメリットがあります。(医師)
痩せ型のデメリットとしては、エネルギーに変換される脂肪が少ないので疲れやすい、免疫力の低下、冷え性になりやすいことなどが挙げられます。また痩せていたとしても、内臓脂肪が高かったりと意外な病気が見つかることもあります。(看護師)

メタボと真逆の「ヤセボ」

メタボリックシンドロームという言葉は誰もが知っていますが、最近ではメタボと反対の痩せすぎを意味する「ヤセボ」という言葉も使われるようになってきたようです。

以前から、メタボリックシンドロームといって肥満体型が健康を害することで注目を集めましたが、最近ではメタボとは全く逆の痩せ型体型の人を意味する「ヤセボ」と表現される言葉も出てきています。太りすぎももちろん健康によくないですが、痩せすぎもよくないのではと、ようやく指摘されるようになってきました。(看護師)

メタボの人からすれば、痩せているのが悩みなんて贅沢だと思うかもしれません。しかし極端な痩せすぎは、身体に様々な悪影響を及ぼすことがわかっているので、今後の体調管理には十分注意をしてください。

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