体臭

2014/10/21

糖尿病による体臭?加齢臭?気になるニオイどうにかしたい

糖尿病による体臭?加齢臭?気になるニオイどうにかしたい

40代になり、汗をかく季節には体臭が気になるという男性からの相談です。糖尿病を薬でコントロールしている状態であるため、加齢臭に加え糖尿病による体臭もあるのではないかと心配しています。

40代男性からの相談:「自分の体臭について悩んでいます」

私は40代の男性です。現在は糖尿病の診断で飲み薬を処方されています。薬を飲んでいることで血糖値はヘモグロビンエーワン値6.7から7くらいの許容範囲以内で収まっているとのことなのですが、汗をかく季節になると体臭にとても気を遣うようになりました。年齢も40代になり、加齢臭も考えられると思ったのですが、糖尿病による体臭もあるとの話を聞いたことと、仕事で人と接し、かつ、身体を動かして汗をかいていて自分が臭うことを実感すると、対応には色々苦慮しています。消臭スプレーを使用する、汗ふきペーパーを携帯するなど行っていますが、他に良い方法はないか考えてしまいます。

糖尿病による体臭は甘酸っぱいにおい。まずは糖尿病の治療をきちんと続けて。

糖尿病が原因となっている体臭は、独特の甘酸っぱいにおいです。糖尿病が悪化すると、発汗の調整にも体臭にも影響します。まずは糖尿病の治療をしっかりと行うのが先決です。

糖尿病による体臭は甘酸っぱいにおいがします。もし、甘酸っぱい体臭がしているのならば、糖尿病を悪化させないことが大切です。HbA1cは約2カ月前の血糖状態を表しているため、内服薬は自己中断や自己調節はせず、必ず通院治療を継続してください。(看護師)
幸い、現在の数値では、糖尿病の体臭が出るほどではないと思います。糖尿病が悪化し、神経障害を起こすと、発汗の調整を行っている自律神経が妨げられるため、暑いわけでもないのに異常に汗をかいたり、逆に暑いのに汗が全く出ないなど発汗異常が起こります。(看護師)

意外なポイント:身体の洗いすぎに注意。

デオドラント製品を利用する場合は、香りの選び方に気をつけて。また、意外かもしれませんが、入浴時きれいさっぱり身体を洗ってしまうと、かえって体臭が悪化するようです。正しい洗い方を身につけましょう。

シートやスプレーの両方を使用されている場合は、臭いがぶつかってしまい、まじりあうことで、さらに悪い結果になることがあります。どちらかを無香料のものにすると良いと思います。香りも、合成のものより、天然の香りに近いもの(ミントや、ユーカリなど)が良いと思います。(看護師)
消臭スプレーよりも塗るタイプの方が効果的ですので、現在使用されているスプレーがなくなりましたら、塗るタイプを試してみてください。(看護師)
日常的なケアは、よく泡立てた肌に優しい石けんやボディソープで、こすらず洗うことです。こすりすぎると、肌を守るバリア作用が低下していまいます。また、一日に何度も入浴するのもNGです。健康な皮膚には表皮ブドウ球菌という菌(体臭を防ぐ菌)が存在し、入浴やシャワーで、8割の菌は流されます。残された2割の菌をゴシゴシときれいさっぱり落としてしまうと、黄色ブドウ球菌と真菌(臭いのもとになる菌)が増殖し、その結果、体臭がキツくなってしまいます。ごしごしとタオルで洗うのではなく、柔らかなタオル、もしくは手で洗うだけでも十分です。(看護師)

糖尿病を持っている人は、糖尿病の悪化が直接体臭につながるため、まずはしっかりと治療に努めましょう。そのうえで、甘酸っぱいにおい以外は加齢臭など通常の体臭ですから、デオドラント製品の利用や正しい入浴でケアしていくのが良いでしょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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