健康

2016/05/09

様々な胃の不調。歳をとると仕方がない?

様々な胃の不調。歳をとると仕方がない?

年齢を重ねるにつれ、色々と体調不良が起こるようになりますが、その中の1つとして胃腸機能の低下が挙げられます。よく歳をとると少食になるといわれますが、様々な胃の不調は年齢的なことも関係してくるのでしょうか。

70代男性からの相談:「冷えと胃痛の関係性や、その他胃の不調について」

人間ドッグで、1個ポリープがあるので一度内視鏡検査をしなさいといわれ、またピロリ菌もあるので治療をしましょうともいわれました。また、食道が赤くなっておりおそらく逆流性胃炎だろうといわれましたが、これは薬で治るのでしょうか。また、夏になりエアコンが入ると胃の調子がよくないのですが、冷えは胃痛と関係があるのでしょうか。歳をとるにつれあまり多く食べられなくなりましたが、胃も縮むのでしょうか。(70代・男性)

年齢とともに消化機能が低下

歳をとるにつれて胃腸の消化機能が低下するため、若い時と同じような食事をするのは難しくなってくるようです。また冷えは身体に様々な悪影響を及ぼしますし、逆流性食道炎は内服薬で治療可能ですが、食生活の改善も必要でしょう。

内臓は比較的、微熱の状態で健全な働きをするようになっていますが、身体が冷えてしまうと正常な働きができず胃痛を起こすことがあります。また冷えは胃だけでなく、血行が悪くなることで身体のあちこちに悪影響を及ぼします。(医師)
逆流性食道炎があれば、酸性の強い胃液が食道を刺激して食道粘膜が火傷を起こした状態になり、胸やけや胃もたれ、喉の圧迫感や違和感などが起こります。消化剤や胃液の分泌を抑える薬で治療はできますが、食生活の見直しも必要です。(医師)
年をとるごとに内臓機能も低下してくるので、たくさん食べられなくなってしまったのは年齢による影響もあるでしょう。消化機能が低下すれば脂っこいものを食べて胃がもたれたり、食道と胃をつなぐ部分から上に胃液が逆流すれば胸やけを自覚することもあります。また逆流性食道炎は、胃の粘膜を保護するプロトンポンプインフヒビターと呼ばれる種類の薬を内服することで、症状を緩和させることができます。(看護師)
空調による身体の不調も、自律神経が影響している可能性や体温調節機能の低下ということも考えられますので、1つの原因というよりは複数の原因が関連しているものだと思います。(看護師)

消化のよい物を食べ、ストレスをためない

胃への負担を減らすため、できるだけ消化のよい物を食べるようにしましょう。またストレスも胃痛などの原因となるため注意が必要だと、医師はアドバイスしています。

暴飲暴食を避け、消化のよいものをよく噛んで食べ過ぎないように注意し、脂っこいもの、熱すぎるものや冷たいもの、刺激物やアルコールやカフェインを含むものは控えてください。食事の時間はできるだけ一定にして胃を休める時間を作り、またストレスをためないようにしましょう。(医師)
年齢を重ねると胃液の分泌が減少するため、消化に時間がかかり、消化不良を起こしてたくさん食べられないことがあります。この場合も、食事のとり方に注意してください。(医師)

身体が冷えると、胃腸が正常に働かず胃痛が起こることはあるようです。また年齢とともに消化機能も低下するため、なるべく消化のよい物を摂るようにするなど食生活の見直しも必要だとアドバイスいただきました。

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