健康

2016/05/08

仕事中の謎の胃痛。検査は異常なしだが原因はストレス?

仕事中の謎の胃痛。検査は異常なしだが原因はストレス?

胃がキリキリ痛んだりムカつく感じがするなど、胃腸のトラブルを抱える人は少なくないようです。レントゲンなどでは異常がないのにこのような症状が出る場合、その原因はいったい何なのか、また病院へ行く際は何科を受診すればよいのでしょうか。

50代男性からの相談:「胃の痛みやムカつき。ストレスが原因?何科を受診すれば?」

朝食・昼食はしっかり摂りますが、勤務中18時以降になると胃に痛みが出て、水を飲んでも食事をしても治まりません。しかし22時を過ぎると職場や自宅に関係なく痛みは治まり、就寝時間である24時頃には完全に痛くなくなります。人間ドック受診の際にこのことを相談すると、特に胃部レントゲンなどで異常は認められないため、ストレスが原因ではといわれました。この場合、消化器内科か心療内科のどちらを受診すべきでしょうか。(50代・男性)

ある時間になると起こる同じ症状。朝家を出る直前で下痢になると言ったものはよく耳にしますね。このようなときは職場へのストレスが原因というケースが多いようですが、相談者さんの夕方ごろの胃痛は何が原因なのでしょうか? 実際に痛むのは胃ですが、このような場合は消化器内科に行けばいいのか、それともストレスが原因と踏んで心療内科に行けばいいのか、専門の方に聞いてみましょう。

まずは消化器内科で胃の状態を検査

レントゲンだけでは詳しい胃の状態までわからないこともあるため、まずは消化器内科を受診して調べてもらった方がよいと、医師や看護師さんはアドバイスしています。

一般の健診では詳しい状態が把握できない場合もあるため、まずは消化器内科で胃の状態を調べてもらってください。特に異常がなければ、医師のいうようにストレスが原因かもしれないので、それから心療内科にかかるのもよいでしょう。(医師)
逆流性食道炎や胃炎などの可能性があるので、消化器内科などの診療科のある病院を受診してください。胃の粘膜を保護する内服薬で経過をみることになると思いますが、それで改善しないようなら、胃カメラなどを使った検査という手順になると思います。(看護師)

ストレスの発散や食生活の改善

ストレスが胃腸へ与える影響は大きいため、適度に気分転換をしてストレスを発散する必要があります。また暴飲暴食はしない、乳製品を摂って腸内環境を整えるなど、食生活の改善で症状が緩和することもあるようです。

胃は常に胃酸が分泌されていますが、ストレスがたまってくると胃液の分泌が盛んになって胃痛や胸やけ、吐き気をもよおすこともあります。仕事は忙しいと思いますが、合間に軽い体操をしたり少し休憩して気分転換してください。食事は消化のよいものをよく噛んで食べるようにして、暴飲暴食や夜遅い時間の食事も控えるようにしましょう。(医師)
ストレスをためないように気分転換や休息をしっかりとって、乳製品でお腹が緩くならなければ、牛乳などを摂取すると胃の粘膜に薄い膜をはるのでいくらか症状が改善するかもしれません。(看護師)

胃の痛みやムカつきは、ストレスも関係しているかもしれません。しかしレントゲンだけでは正確な診断が難しいこともあるため、一度消化器内科を受診し、その結果によっては心療内科の受診も検討してみるとよいでしょう。

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