メタボリック

2016/05/02

メタボ予備軍…体力をつけたいがモチベーションが続かず

メタボ予備軍…体力をつけたいがモチベーションが続かず

「メタボリックシンドローム」は内臓脂肪症候群という意味です。厚生労働省の調査によると40歳以上の男性の2人に1人がメタボまたはその予備軍だといわれています。しかし痛くも痒くもないのがメタボ。どんな心構えで改善に取り組んだらよいでしょうか。

40代男性からの相談:「ダイエットのモチベーションが続かない」

健診でメタボ予備軍の判定を受けました。体力がなく、あまり脂肪燃焼していないようです。暴飲暴食は控えるようにしたのですが、糖質や炭水化物を極端に控えるのは賛否があるようですので行うつもりはありません。体型よりも体力を付けることを優先したいのですが、運動や筋力トレーニングは長続きしません。気ばかり焦り、モチベーションが維持できません。意識から変えることはできないものでしょうか。(40代・男性)

運動は、気分転換の気持ちで取り組むことがコツ

運動は無理なく毎日続けることが大切です。生活の中で、気分転換の気持ちで身体を動かしてみましょう。また食事はバランスのとれた内容にし、間食に気をつけましょう。

身体に負担をかける運動は疲れるだけで長続きしません。大切なのは毎日続けて行うこと。無理のない運動を心がけましょう。できるだけ階段を使う、通勤先が近ければ自転車や徒歩通勤にする、遠い場所なら一駅前で降りて歩くなどの工夫を。自宅での仕事なら、合間に散歩したり、寝る前に30分ほどの体操やストレッチを行ってもよいし、早起きしてラジオ体操もできるでしょう。気分転換に身体を動かすという気持ちで取り組んでみましょう。(医師)
食事は、カロリーを抑えてバランスのとれた内容を心がけて下さい。インスタント食品やジャンクフード、スナック菓子や炭酸飲料を控えるだけでもカロリーは減らせます。(医師)

今日から始める生活習慣改善で、将来後悔しない健康的な身体を

メタボ予備軍からメタボになり、そのまま放置すると、命に関わる病気や重篤な合併症を起こす可能性があります。すぐに大きな症状が出るわけではありませんが、生活習慣の改善を先送りにするのではなく、今日から始めて将来後悔しないようにしましょう。

メタボ予備軍がメタボになり、放置すると高血圧、脂質異常症、糖尿病につながります。さらに高血圧は動脈硬化を招き、動脈硬化が進行すると大動脈解離や脳出血の原因になります。脂質異常症は心筋梗塞・脳梗塞に、糖尿病は心筋梗塞や糖尿病性腎症・網膜症・神経障害の三大合併症の原因になります。これらは命に関わるだけでなく、重篤な後遺症や失明、人工透析などにつながる怖い病気です。(看護師)
高血圧や脂質異常症、糖尿病になっても、すぐに大きな症状は出ません。そのため病気の自覚がなく生活改善には至らない人は多いです。しかし、今日から生活習慣を改善するか、「明日から」と先送りにするかで、将来が決まるのです。今から頑張るか、先送りにして後悔するのか…決断するのはあなたです。(看護師)

運動は無理なく毎日続けることが大切ですので、生活の中で、気分転換の気持ちで身体を動かしてみるとよいようです。食事に気を付けることもポイント。メタボ予備軍を放置し続けると大きな病気につながるので、今日から生活習慣を改善した方がよいようです。

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