男性不妊

2016/04/30

男性が不妊症検査を受ける場合、何科を受診すればいいの?

男性が不妊症検査を受ける場合、何科を受診すればいいの?

近年不妊症は珍しいことではなく、不妊症の治療に訪れる人の数は年々増加傾向にあるといわれています。不妊の原因が男性側にある場合、検査や治療はどこでどのように行われるのでしょうか。

30代男性からの相談:「不妊症の検査や治療。男性は何科に行けば?」

高齢出産といわれる前に出産したいという妻の希望もあり子どもを作ろうとしていますが、半年経っても子宝に恵まれません。まだ半年ですが、妻に1度不妊症検査を受けてもらうと同時に私自身も受けようと思っています。かかりつけ医がコロコロ変わるのは望ましくないと思うので、同じ病院で治療まで行いたいと考えていますが、男性の場合は女性のように婦人科があるわけでもないので、何科を受診すればよいのかわかりません。 (30代・男性)

まずは夫婦で婦人科を受診

男性の不妊検査は、泌尿器科・婦人科のどちらでも行っているようです。奥様も検査を受けられるのなら、まずは夫婦そろって婦人科を受診するのがよいと医師はアドバイスしています。

男性の不妊検査は泌尿器科でできますが、婦人科でも精液の検査はできるので、まずは奥様と一緒に婦人科を受診して精液検査を行ってはいかがでしょうか。精液検査は、自宅で採取した精液を体温程度に保存して2時間以内に病院に持っていくか、病院で採取することもできます。その場合、プライバシーには充分配慮があるため心配はいりません。検査の結果精子に問題がある場合は、泌尿器科で生殖器の専門の検査が必要になると思います。(医師)

信頼できる不妊治療専門の病院で

不妊症の治療はどの産婦人科でも行っているわけではなく、信頼できる不妊治療専門の病院を受診した方がよいと医師や看護師さんは説明しています。

不妊症というのは、妊娠するための活動をしているにもかかわらず1年間子どもができない場合をいい、不妊症の治療は基本的には産婦人科ですが、どの産婦人科でも不妊治療を行っているというわけではありません。(看護師)
不妊の原因は女性側だけでなく男性側にある場合もあるため、奥様と一緒に検査を受けたいという気持ちは素晴らしいと思います。受診するにあたってはセカンドオピニオンもありますが、できれば信頼性のある不妊専門の病院で治療を続けた方がよいでしょう。(医師)
病院やクリニックによって、できる検査や治療の内容がけっこう違ってきます。おっしゃるようにコロコロと病院を変えるのはおすすめしませんし、不妊は風邪などのように原因がはっきりとわかったり、すぐに改善して妊娠するようなものではなく、治療を何年も続けても結果に結びつかないことも珍しくありません。まずは夫婦で不妊治療についての知識をつけて、できるだけ多くの検査や治療を施せる病院を選ぶとよいでしょう。(看護師)

まずは夫婦一緒に婦人科を受診して、その結果必要な治療があれば泌尿器科を受診することになるかもしれません。通常の夫婦生活を1年送っても妊娠しなければ不妊症といわれますが、気になるようなら早めに婦人科に相談するとよいでしょう。

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