男性不妊

2016/04/28

男性も年齢が高くなるにつれて、妊娠率は低くなる?

男性も年齢が高くなるにつれて、妊娠率は低くなる?

男性の平均初婚年齢は、年々高くなる傾向があり、都内では32歳が平均です。そのため、子作りに年齢的な不安を抱く男性も増えています。男性も年齢が高くなると妊娠率が下がるのでしょうか。専門家にお聞きしました。

30代男性からの相談:「早く子どもを作らねば!年齢と共に、精子の質や数は変化する?」

今年35歳になります。年齢を重ねる毎に性欲が衰えてくるのではないかと心配しております。昨年結婚してそろそろ子どもがほしいと思っています。年齢を考えると精子の量や質が劣ってしまうのは否めないので、本気で子どもを作らなければと思っています。年齢的に精子の量や質はどうなのか調べることは可能でしょうか。(30代・男性)

20代と30代では妊娠の確率が大きく異なる

男性は、高齢になっても妊娠の可能性はあると言われていますが、全く年齢の影響を受けないわけではないようです。個人差もあるようですが、年齢が高くなるにつれて精子にも変化が現れます。

射精する限り妊娠の可能性はありますが、男性の精子も年齢と共に劣化していきます。不妊治療の研究では、35歳をピークに高齢になるほど、精子の運動率が下がっていることが分かっています。妊娠をお考えでしたら、できるだけ早い方がいいでしょう。(医師)
女性は閉経というものがあるため、妊娠できる時期に限りがありますが男性にはそれがありません。健全な男女がセックスしても妊娠できる可能性は30%です。年代別だと20代前半で25~30%、30代後半では18%、40代前半では5%、45歳以降では1%程度の確率です。(看護師)
男性の精子は常に新しいものが作られます。個人差がありますが、精巣が空の状態から約3日間で新しい精子が作られます。年齢別の基準はありませんが、精液1mlに2000万匹以上の精子がいる場合、射精1時間以内の精液の中で、25%以上が活発な運動をしている場合は妊娠させる能力があると判断され、精子2mlあれば妊娠は可能と言われています。(医師)

妊活は、早い時期から夫婦で行うべき?

結婚後、真摯に子どもを作ることを望んでいる場合、早い時期から夫婦で専門家に相談するといいでしょう。専門家も、男性が積極的に妊活に参加するのを歓迎する傾向にあるようです。

不妊というと、男性は女性に原因があると思いがちですが、夫婦どちらにも原因があります。もしパートナーが同年代であれば、授かりものだからと安易に考えるのではなくきちんと計画をたてて妊活をしていくことをおすすめします。不妊治療を受ける際に男性も精液検査をして、精子の質を調べて自然妊娠が可能かどうか調べることができます。(看護師)

結婚後、自然に子どもができるというケースばかりではありません。夫婦で協力して、妊娠率を上げていくことも大切ですね。

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