健康

2016/04/28

辛いものが好きだが、胃もたれを起こさないためには?

辛いものが好きだが、胃もたれを起こさないためには?

香辛料がきいた辛い食べ物には、代謝機能を高め血行を促進させる作用がありますが、好きだからといって食べすぎると身体に悪影響を与えることも。辛い物を食べる時、どのようなことに注意すれば胃への負担を減らすことができるのでしょうか。

20代男性からの相談:「辛い物が大好き!しかしその後の胃もたれがつらいがどうすれば?」

元々胃腸は弱くないですが、最近辛いものを食べると必ず胃もたれを起こします。キムチ・カレー・スパイスの効いたスープなどを食べると1時間以内に胃が重くなり、翌日の朝食や昼食後、その後の仕事にも影響する程つらくなります。辛い物が大好きなので毎回胃薬を飲んででも食べますが、薬自体も次第に効き目が薄くなり最近は辛い物を我慢することも増えました。このような胃もたれを解消する方法はあるのでしょうか。(20代・男性)

胃がんなど病気の原因にも

辛い物は適量であれば身体によい効果をもたらしますが、食べすぎや極端に辛い物は、胃がんなど病気の原因となってしまうこともあるようです。

香辛料の入った辛い物は、適量だと代謝がよくなって発汗を促し食欲を増進させる効果がありますが、摂りすぎると胃酸が過剰に分泌されて胃壁や食道粘膜を傷つけます。胃痛だけでなく口内炎や潰瘍、ひどい場合だと胃がんの原因にもなりますし、肛門を刺激して痔の原因にもなります。(医師)
相談者様の好む辛さの程度が定かではありませんが、辛いものを食べる人は食べない人と比べ消化器系の粘膜に負担がかかります。そのような食生活を長年続けることは病気の原因にもなってくるので、胃の負担にならない程度の適度な辛さ加減にした方がよいでしょう。(看護師)

事前に乳製品を摂ってから辛い物を食べる

先にチーズなどの乳製品を摂ってから辛い物を食べるようにすると、胃への負担が軽くなると医師や看護師さんは説明しています。

どの病院の医師でも、胃痛を訴える患者さんには辛い物は控えるよう指導すると思います。どうしても食べたい時は、1日に1食だけ(できれば2~3日に1回)、激辛を避け食べ過ぎないようにしてください。また、事前に牛乳やチーズなどの乳製品を摂れば胃の粘膜を保護してくれますが、すでに胃薬を飲むほど胃痛があるのなら早めに病院を受診した方がよいでしょう。(医師)
辛いものを食べる前に牛乳やチーズといった乳製品を摂ると、胃の粘膜が保護されて胃もたれが解消するかもしれませんが、極端に辛いものとなると必ずしも効果があるとはいえません。また、辛いものと一緒に脂っこいものを食べてしまうと胃の負担になるので、食べ合わせの影響もあるかもしれません。(看護師)

辛い物は数日に1回程度、激辛ではなく適度な辛さに抑えるようにし、食べる前に乳製品を摂るようにすると胃の粘膜を保護してくれるようです。しかし胃薬を飲まなければならないほど痛むのであれば、一度病院の受診を検討してみてはいかがでしょうか。

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