メタボリック

2016/04/27

メタボで検査値が悪く運動の時間もない…よい対策法は?

メタボで検査値が悪く運動の時間もない…よい対策法は?

40歳代は働き盛り、忙しい年代でありながら、体力は下降し始める時期でもあります。若い頃と同様の過ごし方をしていると10年後、20年後の健康に大きく影響してしまうことも。40代でメタボを指摘された相談者へのアドバイスをみてみましょう。

40代男性からの相談:「メタボで運動不足、対策法は?」

私はメタボで、血液検査の結果が正常値を外れているものが多く、また度々痛風による痛みもあり悩んでいます。しかし、悪化した腎機能は元に戻らない、数値を維持することはできても正常値には戻らないと聞き、大変落ち込んでいます。休日は週1日、仕事の日も12時間以上勤務しているため運動はまず無理ですし、職業は運転士なので仕事中も身体も動かさず悪循環です。このような状況でできる対策はありますか。(40代・男性)

メタボを放置すると命にかかわる病気につながる

メタボは高血圧や脂質異常症、糖尿病などの病気につながり、さらに心臓や脳などの循環器疾患の原因となり命にも関わります。すぐに大きな症状が出るわけではありませんが、将来のために今すべきことを考えてみて下さい。

メタボは高血圧、脂質異常症、糖尿病といった病気につながります。そのまま放置すると、高血圧は動脈硬化を招き、動脈硬化が進行すると大動脈解離や脳出血の原因になります。脂質異常症は心筋梗塞や脳梗塞に、糖尿病は心筋梗塞などの原因や糖尿病性腎症、網膜症、神経障害という合併症をきたします。命に直結するだけではなく、脳梗塞の後遺症や、目が見えにくくなる、血液透析が必要になるなどの将来が待っていることになります。(看護師)
すぐに大きな症状は出現しませんが、今は症状があまり出ないので、なかなか生活改善に至らないのではないでしょうか。今日から生活を是正することで将来病気にならないようにするか、明日からと先送りにして後悔をするのとではどちらがよいでしょうか。考えてみて下さい。(看護師)

こまめに身体を動かすこと、血行の改善、食事のバランスが大切

仕事の合間の軽い体操や散歩、寝る前のストレッチなど、時間をみつけて身体を動かしましょう。運動が難しければ湯船につかって血行を改善する、バランスのよい食事を心がけることも大切です。

運転士という仕事では、同じ姿勢で血行が悪くなり、運動不足にもなると思います。12時間運転し続けるわけではないでしょうから、仕事の合間に軽い体操を行ったり、仕事の前に散歩や体操をする、寝る前にストレッチをするなど、痛風の痛みがない範囲で行ってみてください。(医師)
仕事で疲れて運動どころではないなら、湯船にゆっくりつかって手足をマッサージし、血行をよくしてください。血行がよくなることで代謝もよくなり、脂肪が燃焼しやすくなります。また、仕事中も身体が冷えないようにしてください。食事も不規則になるでしょうが、できるだけ低カロリーで減塩を心がけ、痛風には尿酸の排泄を促す海藻類・大豆製品・キノコ類・イモ類・緑黄色野菜・果物などバランスのとれた食事を心がけてください。(医師)

メタボは高血圧や脂質異常症、糖尿病などの病気につながり、命に関わる循環器疾患の原因ともなってしまいます。仕事の合間など時間を見つけて身体を動かしたり、湯船につかって血行を改善する、バランスのよい食事を心がけましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加