健康

2016/04/23

汗をかく機会がめっきり減ったが、身体への影響は?

汗をかく機会がめっきり減ったが、身体への影響は?

生活環境の変化などにより、以前と比べて汗をかく機会がぐんと減ったと感じることはないでしょうか。汗をかかないと何かと楽ではありますが、身体にとってはどうなのか、汗をかかなくなったことで何か悪影響はあるのでしょうか。

20代男性からの相談:「汗をかかなくなったことで、身体への悪影響はある?」

28歳ですが、就職後5年程経ち身体を動かさなくなりました。以前は週に1回スポーツをしていましたが、その頃に比べると熱が体外に発散されず、体内にこもるような感覚を覚えることがあります。汗をかく機会も少なくなり、洗濯の手間も減ったので楽になったと思うのですが、汗をかかなくなったことで身体に何か悪影響はあるのでしょうか。 (20代・男性)

汗の役割とは?汗をかかないとどうなる?

私たちの身体は汗をかくことで体温調節をしているため、汗をかかない環境にいると様々な体調不良が起こることもあるようです。また、暑い環境にいるにもかかわらず汗が出ないという場合は、何らかの病気の可能性もあると医師は説明しています。

汗には体温調節の役割があるため、運動をした時や風邪などで発熱した時には汗をかいて元の体温に戻ろうとします。また皮脂や老廃物を排出する役割もあるため、汗をかくということは美肌効果や免疫力を高めることにもなります。(医師)
汗をかかないと体内に熱がこもり、熱中症になりやすくなったり体温調節ができなくなります。一度に大量の汗をかくと脱水やミネラル不足になるため、貧血や目眩、ひどい方は血液が凝縮され脳梗塞などを起こす場合もあります。(医師)
温かい環境にも関わらず汗をかかない場合は、強皮症などの皮膚疾患や、脳や脊髄に障害がある場合もあります。(医師)

適度な運動をして代謝を上げる

運動をしてたくさん汗をかくと代謝能力もUPしますし、自律神経の働きを整え成人病などを予防する効果もあるようです。

大切なのは、適度によい汗をかくことです。軽いジョギングや散歩など毎日続けられる適度な運動を心がけ、水分をとってさらさらの汗をかくようにしてください。運動で汗をかくことで血行や代謝がよくなり肥満防止にもなりますし、健康的な身体を作ることができます。(医師)
巷には高カロリーの食品が多く存在するので、食生活に注意しなければ生活習慣病に罹患するリスクが高くなります。高血圧や糖尿病などの病気を招き、最終的には脳血管や心疾患の病気を引き起こす可能性が高くなります。(看護師)
10代をピークに代謝力はどんどん下がってきますし、身体を動かさないと消費カロリーも低下します。血管の健康年齢を維持・向上させるためには運動は重要です。また、熱がこもるという感覚は自律神経の乱れによる可能性も考えられます。自律神経を整える意味でも、運動などの気分転換は必要だと思います。(看護師)

汗をかくということは、体温調節をしたり自律神経のバランスを整えたり、私たちの身体を健康に保つということでもあります。以前のように定期的にというわけにはいかなくても、できるだけ運動する時間を見つけて汗を流すように心がけましょう。

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