健康

2016/04/20

銀色だった歯の詰め物が黒っぽく変色…このままで大丈夫?

銀色だった歯の詰め物が黒っぽく変色…このままで大丈夫?

もともと銀色だった歯の古い詰め物が、いつしか黒っぽくなっていることに気づくと、心配になるものです。変色以外には問題がないようですが、歯医者で付け替えてもらうべきでしょうか。

40代男性からの相談:「古い詰め物が黒ずんでいるのが気になっています」

20年ほど前(まだ中学生だった頃)に虫歯治療で付けてもらった詰め物のことで相談します。もともとは銀色でしたが、いつの間にか黒っぽく変色している部分があることに気がつきました。詰め物自体はまだしっかりしていて、ぐらつきなども全くありません。ただ、見かけが悪いのが少々気になっています。自然に外れるまで、このままにしておいても問題ないでしょうか。それとも、歯医者に行って付け替えてもらった方がよいでしょうか。(40代・男性)

変色自体には問題ないが隠れた虫歯に注意

金属の詰め物が変色するのは異常なことではないようです。ただ、変色だけでなく、隙間ができるなどして詰め物の下が虫歯になるケースもあるため、注意が必要です。

保険の治療での詰めものに使う金属は、ほとんどが金銀パラジウム合金と呼ばれるもので、初めは銀色なのですが、銀のアクセサリーが黒くなるのと同じで徐々に変色してきます。詰め物の金属が黒っぽくなっているだけなら見た目以外には問題ありません。ただ、詰め物のふちが浮いていたり、隙間や段差ができていたり、金属ではなく歯のほうが黒くなっていたりする場合は、詰め物の下に虫歯ができ始めている可能性があります。(歯科衛生士)
そのまま銀歯が外れてしまうまで様子をみていても大丈夫だとは思いますが、もしかしたら変色だけではなく、歯と銀歯の間にわずかな隙間ができている可能性もあります。20年近く経つのであればその可能性もあります。その場合、自分ではケアしようがない銀歯の裏側が虫歯になってしまっている可能性もあります。(看護師)

一度歯科医院でチェックを受けると安心

詰め物の下が虫歯になっていないかどうか、一度歯科医院で検査を受けるとよいようです。問題なければ、安心してそのままにしておくことができます。

とくにグラつきや痛みなどがないのであれば、そのままにしておいても大きな問題はありません。どうしても心配なのであれば歯科を受診してご相談されてみるのもいいでしょう。それに年に1度は歯の状態をチェックすることも重要ですので、健診のような気持ちで受診してみるのもいいですね。(看護師)
歯科医院に行ったからといって必ず付け替えを勧められるわけではありません。どちらにしても、一度歯科医院を訪れ、付け替えの必要があるかどうか検査してもらうとよいでしょう。検査の結果問題がなければ、歯科医師も詰め物を外して作り直すことはありません。その場合は、少し詰め物を磨いてもらうとある程度輝きが戻ります。(歯科衛生士)

古い金属の詰め物が黒く変色するのは、それ自体異常なことではないため、心配いりません。ただ、古い詰め物のふちに隙間ができるなどして、詰め物の下が虫歯になっていることがあります。付け替えの必要の有無を、一度歯科医院で検査してもらうとよいようです。

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