多汗症

2016/04/14

食後の汗が止まらない…早く病院へ行くべき?

食後の汗が止まらない…早く病院へ行くべき?

食事をすると汗が止まらず、顔も熱くなる…このような症状が出たとき、どの病院の何科に行けばよいのでしょうか。病院へ行くべきかどうか迷う相談者の男性に、どのような回答がされているか見てみましょう。

50代男性からの相談:「どの病院へ行けばよいのかわからない」

普段から食後に汗をかく方でした。最近になってこの汗がなかなか止まらず、しかも顔が熱くなってしばらくの間治まりません。脚や腰も痛いような感じで、何をするにもだるく重いです。血圧と熱を計っても異常はなく、1日中続くわけでもありません。病院にも行かずにいますが、自然と不快感が無くなるでしょうか?または一時も早く病院へ行った方がよいのでしょうか?またどのような病院を選べばよいですか?(50代・男性)

疑われる疾患

相談内容から、自律神経失調症や甲状腺機能亢進症などが疑われるようです。

症状から、自律神経の乱れや甲状腺機能亢進症かと思われます。自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、興奮状態にある時は交感神経が優位に、リラックスしている時は副交感神経が優位に働きます。このバランスが崩れると、気温や環境に関係なく汗をかいたり、不眠や慢性的な身体のだるさ、便秘、下痢、ほてりなどの身体の症状に加え、イライラしたり落ち込みやすかったりと精神的な症状も現れます。(医師)
可能性の1つとして汗をたくさんかく多汗は、自律神経失調症の可能性があります。例えば糖尿病や男性更年期なども可能性があります。これらは血液尿検査などで診断が可能です。最近、健康診断や人間ドックを受けていれば、そのデータは診断の一助になるため持参するとよいでしょう。(内科医師)
甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンの調整がうまくできず、甲状腺ホルモンの分泌が盛んになった状態をいいます。代表的なものにバセドウ氏病があります。この疾患も、汗をかきやすかったり、手が震える、動悸、落ち着かない、身体のだるさ、体重減少などの症状があります。(医師)

病院で早目の診察を

一般や総合内科、もしくは免疫疾患などの専門科のいずれかを早めに受診されることをおすすめします。

更年期障害や他の疾患も考えられますし、日常生活に支障がなくても、専門的な治療が必要な場合がありますから、早めに病院を受診してください。一般の内科でもよいですが、できれば内分泌系や免疫疾患の専門の医師のいる病院がいいと思います。(医師)
症状だけで特定の病気の診断はできませんが、通常は2つ以上の病気が同時に起きることよりも、1つの病気で説明ができないかまず検討します。今回の症状は特定の臓器に限られた症状ではないため、始めに受診するのは一般内科、もしくは総合内科が適切だと思われます。その科で診断か、どの分野の病気の可能性が高いか診断してもらい、指示された科に受診すればよいと思います。(内科医師)

自律神経失調症、甲状腺機能亢進症もしくは更年期障害に当てはまる症状が出ているようです。詳しい原因を知るためにも、出来るだけ早めに病院へ行かれるのが賢明です。

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