健康

2016/04/12

虫歯治療が終わっても、続く痛みの原因は?

虫歯治療が終わっても、続く痛みの原因は?

虫歯を治療した後しばらくの間は、まだ鈍い痛みのようなものが残ることがあります。通常であれば数日で痛みはなくなるのですが、中には数カ月もの間治まらないという人も。治療後もずっと痛みが続くのは、いったいなぜなのでしょうか。

30代男性からの相談:「虫歯治療。痛みが治まるまで数カ月もかかるのはなぜか」

昨年から虫歯の治療をしており、痛みはだいたい数日で治まるといわれるものの1カ月以上かかることがあります。神経を抜いたりする必要はなく、1~2カ月我慢すれば痛みは治まってくるので少しずつ治療をすすめているような状況ですが、他にもこのような患者さんはいるのでしょうか。痛みが早く治まるような治療方法や、自分でできる対処法などがあれば教えてください。(30代・男性)

治療後は神経が過敏に

治療後は神経が過敏になっているため、痛みが伝わりやすいようです。個人差がありますが痛みが引くまで長い期間を必要とする場合もあり、できるだけ患部に刺激を与えないようにすることが大切だとアドバイスいただきました。

神経を抜かない虫歯治療で痛みが出る理由は、歯の表面のエナメル質には感覚がありませんが、その内側の象牙質はレンコンのような構造になっており、象牙細管という細い管で刺激が神経に伝わってしまうからです。(歯科衛生士)
治療後も神経が過敏になっているためしみるような痛みが出ることがあり、徐々に落ち着いてきますが人によっては数カ月、さらには数年かかるケースもあります。強く噛み締めたり、熱いもの冷たいものなどの刺激を患部に与えないよう極力注意して、落ち着くのを待ちます。(歯科衛生士)
治療を終えた歯が1~2カ月も痛むというのは、神経を抜く必要はなかったが、神経の近くまでかなり深く削って治療した可能性があると考えられます。その場合は1カ月程度痛みが残ったり、銀歯などの被せ物をしても、冷たいものや熱いものを口に入れるとその刺激が神経に伝わりやすいということもあります。(看護師)
神経をとってしまうと歯がもろくなり割れやすくなるので、歯科医は可能なかぎり神経を残して治療をします。しかし、激しい痛みが続く場合や噛むと痛いという場合は、ギリギリ残そうとした神経が一部死んでしまっているサインなので、神経をとる治療をする必要があるでしょう。(歯科衛生士)

治療方針について事前によく相談

神経を抜く必要があるかないかについては、歯科医によって見解の違いもあるようです。納得のいく治療を受けるためには、自分の希望を事前に伝えよく医師と相談することが大切です。

神経を抜くか抜かないかというのは病院の治療方針にもよるため、もしも今後病院を変えるのであれば治療前に自分がどのような治療を望むのかを話し、できるだけその意向に沿ってくれるところを探すしかないでしょう。(看護師)

治療後の痛みは数カ月続く場合もあるようですが、あまりにも時間がかかったり痛みが強い場合は、神経を抜く必要が出てくるかもしれません。今後も同じようなことが続くなら、一度医師に相談した方がよいでしょう。

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