健康

2016/04/11

心拍と脈拍が高く夜も熟睡できない…よい治療法は?

心拍と脈拍が高く夜も熟睡できない…よい治療法は?

脈拍数の高さは精神疾患から来ているのか、それとも更年期障害が原因なのか。心療内科にも通っているという相談者の男性は、心拍と脈拍数が非常に高いことに不安を感じています。どのような治療法があるのでしょうか。

50代男性からの相談:「脈拍数と更年期障害との関係性は?」

約20年前から心療内科に通い、病院を4つ変わりました。精神安定剤と睡眠薬を処方されても全く効果がなく、夜も熟睡出来ないのがとても辛いです。過去を思い出し、カッとして自分の手の人差し指を強く噛むことがあります。心拍数と脈拍数がとても高く、脈拍数は1分間で約120で、右脇腹に痛みを感じます。これらは精神疾患と関係しているのか、または更年期障害になるのでしょうか。よい治療法はありますか?(50代・男性)

更年期障害またはうつ病の疑い

症状を見ると、更年期障害やうつ病にかかっている可能性があります。

男性にも更年期障害の症状があり、原因は加齢による男性ホルモン(テストステロン)の減少によるもので、突然イライラしたり、興奮したかと思うと急に落ち込んだり、やる気がでなかったり、筋力の低下やそれに伴う身体のだるさ、性欲の減退などがあります。(精神科医師)
内容からは男性の更年期の症状である可能性ももちろんありますが、夜眠れずカッとなってしまう、何年も笑っていないのはうつ病が原因の可能性もあります。男性の更年期でもイライラしてしまったり不眠の悩みを抱えることはあるので、どちらとも言い難いですが医療機関を受診して検査や診察を受けられることをおすすめします。(看護師)
うつの場合もやる気がでなかったり、理由もなく不安になったり、不眠や自分の感情をコントロールできなくなる場合もあり、特に疾患はないのに身体のあちこちが痛かったり、動悸がしたり、吐き気やおう吐を繰り返すこともあります。(精神科医師)

更年期以外の原因がある可能性も

心拍数の高さは不整脈など、更年期障害以外の原因も考えられそうです。

内服薬を調整してもらう必要があるかもしれませんが、処方については医師に相談してください。脈拍が常時120回というのは多いようにも思います。脈拍は通常60~100回/分ですので、120回は頻脈と呼ばれます。精神的に興奮しても脈拍は増加しますが、120回ですとなんらかの不整脈の可能性があります。こちらに関しては心療内科の医師でもよいですが、循環器内科などの心療科で検査を受けられてはいかがでしょうか。(看護師)
自律神経の乱れでも常に興奮状態にあったり、体温調節ができなかったり、汗をかきやすかったりと様々な症状が現れます。現在の症状が何の原因からくるものかわかりませんので、思い切って精神科を受診するか、内分泌系や免疫疾患の専門の医師のいる病院を受診した方がよいでしょう。(精神科医師)
脇腹の痛みは更年期以外の原因がありそうです。男性の更年期であればホルモン剤を使用されたりして改善できますが、原因が男性の更年期だけではない場合がありますのでまずは受診が第一です。(看護師)

更年期やうつ、またはそれ以外の原因など、脈拍数の高さには様々な原因が考えられます。原因を突き止めるためにも、できるだけ早く診察を受けられることをお勧めします。

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