多汗症

2016/04/08

頭から汗がポタポタと…夏場の汗を止めるには?

頭から汗がポタポタと…夏場の汗を止めるには?

夏になると多くの人が汗に悩まされます。今回の相談者もそんな一人です。特に頭からポタポタと滴るほどの汗をかき、しかもいったん汗が出ると引くまでにかなりの時間がかかるといいます。何かよい改善策はないものでしょうか。

20代男性からの相談:「頭皮からの発汗について」

夏場になると、頭皮からの異常なまでの発汗に悩まされます。頭皮だけに大量の汗をかき、ぼたぼたと垂れてきて不快です。また一度汗をかき始めると、引くまで時間がかかります。通勤時に汗をかくと出勤後の仕事に差し支えるうえに、セットした髪が乱れることもあります。夏の夜は枕がびしょびしょになることも多く、どうにかならないものかと昔から悩んできました。解決策はないのでしょうか。(20代・男性)

上半身の汗はワキ下を圧迫して。大動脈の箇所の冷却も

上半身の汗を止めるには半側発汗が効果的です。これはワキの下の胴回りを圧迫するもので、着物を着るときにも利用されています。また、大動脈が通っている箇所を冷やしても汗を抑えることができます。

頭皮からの汗は髪を湿らせ、セットを崩すうえ、拭きとるのも大変だと思います。頭皮も不潔になって抜け毛やかゆみの原因にもなります。顔や上半身の汗を抑える方法には半側発汗があります。ワキ下の胴回りをきつく圧迫し、顔の汗を抑える方法です。女性が着物を着る際に胴回りをきつく締めるのはこの効果を利用しているそうです。タオルやサポーターのほか、指圧ベルトも市販されているので試してみてください。(医師)
通勤中には無理かもしれませんが、首筋やワキの下など、大きな動脈が通る部分を冷たいタオルやペットボトルで冷やすと、体温を下げ、発汗を抑えることができます。寝汗をかくのは、体温調整や生理現象のひとつでもありますから、抑える必要はないでしょう。室温をやや低めにして、枕にはタオルを敷き、こまめに取りかえるようにしてください。(医師)

多汗症の可能性も。自力では改善しないため病院で治療を

専門家からは多汗症の可能性を指摘する声もありました。多汗症であれば、自力での改善は見込めません。病院で治療を受けましょう。

詳しい状況はよくわかりませんが、それだけ汗に悩まされているのであれば、多汗症である可能性があります。多汗症は、全身に汗をかく人もいれば、ワキや背中などの身体の一部だけに汗が多い人もいます。多汗症だとすれば、生活習慣を見直したり、自分自身でなんとかしようと努力してどうにか改善できるようなものではありません。改善したいのであれば病院で多汗症の治療を受けることです。(看護師)
多汗症の治療は、内服や注射などで行なわれることが多いです。注射の効果が得られれば、半年以上効果が持続し、多汗症で悩むことがなくなることもあるようです。思い切って受診してみてください。(看護師)

着物にも利用されている半側発汗や、大動脈が通っている箇所を冷やすことで、頭の汗を抑えることができるようです。いろいろ試してみるとよさそうですね。もっとも多汗症の場合、自力での改善は見込めません。病院を受診して治療を受けましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加