健康

2016/04/07

40過ぎてイライラするように…これって男の更年期障害?

40過ぎてイライラするように…これって男の更年期障害?

更年期障害といえば女性特有のものと思われがちですが、最近では男性にも起こるといわれます。今回は40代の男性からの相談です。このところイライラすることが多くなり、更年期障害ではないかと悩んでいます。気になる男性の更年期障害について専門家に聞いてみました。

40代男性からの相談:「男性の更年期障害について」

2~3年前からすぐイライラするようになりました。これまで素直に聞いてあげられた妻の話にもすぐに怒鳴ってしまい、後から妻に申し訳ないことをしたと後悔します。妻も異変に気づいているようで、男性にも更年期障害があると言っていましたが、本当に更年期障害なのでしょうか。若い頃より疲れが出るのも早いように感じます。年のせいだと思っていましたが、更年期障害と関係があるのでしょうか。(40代・男性)

近年明らかになった男性の更年期障害。原因がわからず悩む人も

男性にも更年期障害が起こることが近年、明らかになりました。女性に比べ、発症時期がわかりにくく、原因がわからないため、症状に悩む人もいるようです。

以前は男性にはないと考えられていた更年期障害ですが、現在は、男性にもあることがわかってきました。女性が閉経を境に症状が現れるのに対し、男性にははっきりした目安がないため、知らず知らずのうちに症状が現れ、原因がわからないまま過ごすという人も少なくありません。(看護師)
更年期障害は女性特有のものと思われがちですが、男性にも起こりえます。40代後半から50代前半の時期に男性ホルモンの分泌が低下し、イライラや疲れやすさといった症状が現れます。ただ、男性ホルモンの低下は検査をしないとわかりません。ストレスなどからくる精神的なものかもしれません。(看護師)
何歳からという基準はありませんが、男性ホルモンであるテストステロンの減少が原因と考えられ、40代でも発症する場合があります。精神症状に加え、不眠、頭痛、動悸、身体のだるさ、筋力低下などの身体症状も現れ、長期にわたるとうつ状態が悪化し、自殺に追い込まれるケースもあります。(看護師)

生活習慣や食生活の見直しを。場合によっては病院を受診して

改善には規則正しい生活やバランスのよい食生活が有効です。気になるなら病院を受診しましょう。

病院での治療としては、漢方薬や男性ホルモン剤でホルモンの調整を行ないます。自宅でできることは、なるべく規則的な生活を送ることです。リラックスできる時間を作ったり、軽い運動をしたり、好きなことで気分転換し、ストレスをためないようにしてください。(看護師)
食事は亜鉛を含む魚介類や良質のタンパク質、ビタミンなど、バランスのとれた食事を心がけてください。周りの人が気付くくらいの症状があるのでしたら、早めに病院を受診した方がよいでしょう。(看護師)
疲労感は加齢変化による身体機能の衰えともいえますが、循環器系から来るものかもしれません。気になるなら病院を受診してみてください。奥さんを大切に思われるのであれば原因をはっきりさせ、自分自身も安心できることが一番だと思います。(看護師)

最近、明らかになった男性の更年期障害。女性と比べてわかりにくいため、発症しても対処できないままになっていることもあります。まずは病院を受診して原因を特定しましょう。生活習慣や食生活の見直しも効果的です。

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