健康

2016/04/05

慢性的なアレルギー性鼻炎。手術をすれば完治する?

慢性的なアレルギー性鼻炎。手術をすれば完治する?

花粉やハウスダストなどに反応して起こる、アレルギー性鼻炎。年中症状が続く人もいますが、あまりにひどいと薬だけでは対応できなくなってしまうことも。治療するにあたり手術という選択肢もありますが、アレルギー性鼻炎は完全に治るのでしょうか。

20代男性からの相談:「アレルギー性鼻炎。耳鼻科で治療を受ければ完治は可能?」

10年間ほどアレルギー性鼻炎を患っており、市販の鼻炎薬を使用していますが徐々に効き目が悪くなっています。また喉に痰がたまっているような感覚が年中あります。市販の鼻炎薬を使用するのではなく、耳鼻科に通い正しい治療をうけることで完治する可能性はあるのでしょうか。手術を行う事例もあるようですが、どんな手術でどれぐらいの費用がかかり、入院期間は何日ぐらいになるでしょうか。(20代・男性)

まずは、病院で詳しく検査を

アレルギー性鼻炎の原因は様々で手術での治療も可能なようですが、まずは現在の状態をきちんと診察してもらった方がよいでしょう。また年中続く鼻炎から、蓄膿症など別の病気を引き起こしている可能性もあると医師は説明しています。

アレルギー性鼻炎から、蓄膿症を起こしているかもしれません。黄色~緑色っぽい鼻水が出たり、鼻や口から異臭がしていないでしょうか?蓄膿症だと市販の鼻炎薬での改善は難しいため、一度病院で診てもらった方がよいでしょう。(医師)
アレルギー性鼻炎は花粉症などの季節性と、ハウスダストなどが原因となる通年性に分かれます。鼻づまりがひどく眠れない、仕事の能率が下がるなど薬の効果が得られない時は、手術療法を考えてもよいと思います。(看護師)

手術の種類や費用について

一般的なアレルギー性鼻炎などの手術について、その種類やかかる費用など次のように医師や看護師さんは説明しています。

万が一蓄膿症だとしても、すぐに手術になるわけではなく、まずは抗生剤の内服やネブライザー、鼻にたまった膿を吸引する治療が行われます。それでも改善しない、頻回に繰り返す、鼻の構造に問題があるなどの場合は手術の適応になります。手術は日帰りで行われる場合もあれば1週間ほどの入院が必要な場合もあり、費用は数万~20万円程度のようですが、機関や手術法や入院期間にもよるので事前に問い合わせた方がよいでしょう。(医師)
レーザー治療は、鼻の粘膜にレーザーを照射してアレルギー反応を軽減させます。アルゴンプラズマ凝固法は鼻の粘膜を凝固させてアレルギー反応を鈍くするもので、この方法はレーザー治療より効果が持続します。(看護師)
手術療法は、腫れている鼻の粘膜部分を切除してアレルギーに反応している神経をブロックするもので、全身麻酔をかけ内視鏡下で行います。神経を切除しても特に大きな影響はなく、手術時間は1時間程度、日帰りで行える医療機関や4~5日入院が必要となる病院もあります。費用は3割負担で8~20万円が平均的ですが、入院日数や使用する薬剤などで金額が変わってくるので、病院の会計窓口に問い合わせるのが確実です。(看護師)

手術にもいくつか種類がありますし、もしかすると蓄膿症にかかっているという可能性も。まずは病院を受診して確定診断が出た後、今後の治療について医師と相談するのがよいでしょう。

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