健康

2016/04/01

毎年指摘される蓄膿症、定期的に受診した方がよい?

毎年指摘される蓄膿症、定期的に受診した方がよい?

蓄膿症とは副鼻腔炎が慢性化した状態をいいます。風邪症状や花粉症の時期に多く、早期治療と日頃の心がけが大切だと言われていますが、どのようなタイミングで受診をして、治療を受けたらよいのでしょうか。

40代男性からの相談:「軽い蓄膿症、定期受診が必要?」

花粉症などで耳鼻科に行くと「蓄膿症で少し膿がたまっている」と指摘されます。膿のたまり方はあまりひどくないそうで、膿を排出させる薬を1週間分ほど処方され、再受診すると「膿がきれいに消えた」と言われ治療が終わります。しかし、翌年にまた耳鼻科へ行くと「蓄膿症で膿がたまっている」と指摘されます。ここ数年、このパターンの繰り返しです。特に蓄膿症の症状を感じなくても定期的に耳鼻科に通うべきでしょうか。(40代・男性)

蓄膿症の原因・症状とは

副鼻腔に炎症が起き、慢性的に症状が長引いて膿がたまった状態を慢性副鼻腔炎(蓄膿症)といいます。膿がたまったまま放置するのはよくないので、早めの治療が必要です。

細菌やウイルス、花粉などで副鼻腔に炎症が起こると急性副鼻腔炎になり、急性副鼻腔炎の症状が長引き膿がたまった状態を、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)といいます。慢性副鼻腔炎は、鼻の構造や体質などが原因との考えもあります。黄色いドロッとした鼻水が出る、鼻から異臭がする、鼻が詰まりやすいなどの症状があり、抗生剤の内服と膿を出す治療が行われます。放置すると、膿で周りの組織が損傷されることがあるので、早めの治療が必要です。(看護師)
蓄膿症は花粉症やアレルギー性鼻炎、鼻のかみすぎも原因といわれるので、毎年春先になると花粉症で鼻をかみ、膿がたまりやすいパターンになるのもうなずけます。鼻をかんだ際に黄色くてドロッとした鼻水が出るようなら、蓄膿症になっている可能性はあります。(看護師)

受診を考えるタイミングは

黄色くドロッとした鼻水が出るなど蓄膿症の症状があったときや、症状を繰り返すときなどに受診するとよいでしょう。

症状を繰り返す場合は、定期的に病院を受診した方がよいでしょうし、風邪をひいたかなと思ったり体調が悪いときも、早めに受診してください。(看護師)
蓄膿症の症状として、鼻水などが黄色いようなら病院を受診してもよいでしょう。ただし受診もただではないので、生活習慣や食生活に気を配るなどして、症状が出たときに受診すればよいと思います。(看護師)

生活習慣や食生活の見直しも大切

手洗い・うがいで風邪を予防し、睡眠・禁煙・食事などに気をつけましょう。部屋を清潔に、鼻のケアを行うこともポイントです。

予防として、風邪の予防を心がけること、外出後はうがい・手洗いを励行し、できるだけ規則正しい生活で睡眠をしっかりとるようにしましょう。部屋はこまめに掃除して、ほこりをためないようにしてください。自宅でも適宜、鼻洗浄を行うとよいでしょう。また、鼻のかみすぎにも注意してください。(看護師)
喫煙習慣がある場合は、タバコの煙が鼻の粘膜のストレスになるので禁煙をするようにしてみましょう。アレルギーに対しても免疫を高めるためにも、発酵食品を定期的に摂取するとよいと考えられているので、ヨーグルト・納豆・ぬか漬け・キムチなどの食品を摂るようにしてもよいでしょう。(看護師)

黄色くドロッとした鼻水が出るなど、蓄膿症の症状が出たり繰り返すときは受診を一考します。風邪を引かぬよう、手洗いやうがいを励行し、十分な睡眠・禁煙・食事などに気を付けることもポイント。また、部屋を清潔にして鼻のケアを行うとよいようです。

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