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2016/03/31

トイレに行ったばかりなのに…繰り返される尿意の原因は?

トイレに行ったばかりなのに…繰り返される尿意の原因は?

突然、トイレが近くなることがありますが、いったい何が原因なのでしょうか。今回の相談者は40代の男性です。トイレに行ってもまたすぐに行きたくなり、時にはトイレの数分後に再び尿意を感じることもあるといいます。繰り返される尿意について専門家に聞いてみました。

40代男性からの相談:「排尿直後に感じる尿意について」

排尿を済ませたはずなのに、ほんの数分後から再び弱い尿意が生じ始めることがあり、毎年秋ごろに現れることが多いような気がします。実際に排尿してみても少ししか出ません。排尿せずにしばらくこらえていると、いつの間にか気にならなくなり、2~3時間は我慢していられます。膀胱に尿がたまった状態の方が尿意をこらえやすいことが多いです。頻尿というほどではありませんが、改善方法があれば教えてください。(40代・男性)

残尿には2種類あり。原因はさまざま

残尿感には、実際に尿が残っているものと残っていないものの2種類があり、さまざまな原因から起こります。

残尿にも2種類あります。排尿後も実際に膀胱内に尿が残っている状態のものと、実際には尿は残ってはいないのに残尿感・尿意が生じるものです。排尿をしてみて少量出るということであれば、実際に残尿があるタイプです。残尿感・尿意を2~3時間は我慢できるということですが、それは実際に残っている量が少量だからです。(看護師)
頻尿と残尿感は違います。残尿感は尿がすっきり出し切れない状態であり、尿の回数が多いというものではありません。もし我慢できずにすぐに排尿をしなければいけないというのであれば頻尿です。排尿を済ませて数分程度で尿意があるのであれば、それは残尿という症状と考えてよいでしょう。(看護師)
残尿感の原因は、膀胱の炎症によるもの、前立腺肥大などの生殖器の疾患によるもの、脳から膀胱への伝達がうまくいかず、残尿感を感じたり頻尿になる神経因性膀胱炎の場合があります。できれば一度病院で原因を検査したほうがよいでしょう。(看護師)

病院で原因特定を。我慢せず定期的な排尿を心がけて

まずは原因を知るために病院を受診しましょう。排尿時間の記録を取ることも自分の現状を知るのに有効です。あまり間隔をあけずに、尿意がなくてもトイレに行くようにしましょう。

残尿感は原因がわからなければ改善も難しいです。自然と改善することもありますが、改善しないのであれば、泌尿器科の受診を検討されてはいかがでしょうか。(看護師)
尿意を感じても、思うようにトイレにいけない場合もあるでしょうが、意識的に排尿を我慢すると、膀胱炎を起こします。尿意を感じたら、なるべくトイレに行くようにしてください。(看護師)
一日の排尿時間をメモして、自身の排尿状態を確認してみてください。極端に排尿の間隔があいていれば、尿意がなくても時間をみてトイレに行くようにしてください。目安は3~5時間に1回の排尿で、一日の回数が8回、夜間は1回程度です。(看護師)

残尿には種類があり、さまざまな原因から起こります。病院を受診して何が原因か突き止めましょう。排尿時間を記録して、間隔があき過ぎていたら、尿意がなくてもトイレに行くよう心がけましょう。

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