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2016/03/30

午前中と夜中だけ何度もトイレに…40代なのに頻尿?

午前中と夜中だけ何度もトイレに…40代なのに頻尿?

頻尿といえば高齢者の症状といったイメージですが、働き盛りでも起こるのでしょうか。今回の相談者は40代の男性です。午前中と夜中にだけ頻尿に襲われるといいますが、いったい何が原因なのでしょうか。専門家に聞いてみました。

40代男性からの相談:「午前中と夜中限定の頻尿について」

朝食は緑茶とフルーツだけで軽めですが、通勤途中や仕事中など1時間に一回は尿意を催します。しかし出る量はあまり多くありません。午後になると夜寝るまで全く尿意を感じませんが、夜中には2~3回トイレに行きます。おねしょはしたことがなく、泌尿器系の病気もしたことがありません。頻尿は高齢者の症状というイメージがありますが、40代でもそのような症状が出ることはあるのでしょうか。(40代・男性)

夜中に2回以上行くなら頻尿。生活の乱れが原因に

昼間の排尿の回数が少なくても、夜中に2回以上トイレに行けば夜間頻尿です。生活習慣の乱れやストレスが原因で、20代でもなることがあります。

最近は20代でも尿漏れや頻尿、残尿感などの症状が現れる場合があります。原因は、泌尿器疾患もありますが、ストレスや生活習慣の乱れも関与しているといわれています。不規則な排尿は膀胱炎の原因にもなりますから、排尿の間隔があるときは、尿意がなくても3~5時間に1回はトイレに行くようにしてください。(看護師)
一日の排尿回数が8回以上、夜間に2回以上でしたら、頻尿と判断されます。昼間の排尿回数が少なくても、夜間に2回以上排尿があれば、夜間頻尿と考えられます。(看護師)
おしっこがすぐに出てしまうのは、頻尿や過活動膀胱、前立腺肥大症などの可能性もありますが、排尿が昼間はあまりないということなので、頻尿というのは少し考えにくいです。昼間だけだったり、夜間のみに出現する頻尿もあるようですが、そのような症状があらわれる人はかなり少ないようです。頻尿は高齢者だけではなく40歳代でも起こることがあります。(看護師)

30~40代で前立腺肥大症になる可能性が。早めに受診を

男性は30代になると前立腺肥大症になる可能性が出てきます。頻尿の原因ともなり、40歳過ぎの罹患率は40%以上ともいわれています。

男性の場合、30歳過ぎた頃から前立腺肥大症が出てくることもあり、これまで異常がなかったとしても現在は前立腺肥大症などになっていることも考えられます。前立腺肥大は普通の検診では発見されにくいものです。(看護師)
頻尿の原因になる前立腺肥大症は40代をすぎると、罹患率が40%以上にもなり、高齢者だけの疾患ではありません。排尿に障害があるのでしたら、早めに病院を受診することをお勧めします。(看護師)

生活習慣の乱れやストレスから若くても頻尿になることはあるようです。もっとも男性の場合、30代を過ぎると前立腺肥大症になる可能性が出てきます。前立腺肥大症は頻尿の原因となり、検診では見つかりにくいので、早めに病院を受診しましょう。

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