健康

2016/03/28

ぎっくり腰でもないのに腰が伸ばせない。何が原因か?

ぎっくり腰でもないのに腰が伸ばせない。何が原因か?

ぎっくり腰を患う人は多いですが、それ以外にも様々な腰痛があります。同じ体勢を取り続けたり姿勢が悪いと腰に負担がかかるようですが、その他に考えられる腰痛の原因には何があるのでしょうか。

40代男性からの相談:「曲がった腰が伸ばせないのは、いったい何故?」

中学生の頃に腰痛になったことがありますが、その後は腰が痛くなることもなく過ごしていました。しかし40才を超えた頃から年に1回ぐらい、痛みがあるわけではないですが腰が曲がって伸ばせなくなることがあります。特に冬期、雪かきをするとそうなることがあり、先日は年賀状書きをした時の姿勢が悪かったようで、同じような状態になりました。腰が曲がって伸ばせなくなるのは何が原因なのか、また予防法はあるのでしょうか。(40代・男性)

筋肉が凝り固まり腰痛が起こる

同じ姿勢を取り続けたり、特に冬場など寒い時期は血行不良が原因で腰痛が起こることもあります。身体を冷やさないようにし、筋肉の血流をよくすることで改善を図ることができるようです。

腰痛がないということや、年賀状を書いたり雪かきで腰が伸ばせない、また寒い時期ということもあり筋肉が冷えた状態で前傾姿勢が長く続いたため、筋肉が伸びてこのような症状が現れたのではないでしょうか。これは誰にでも起こり得ることで、特に病気というわけではないでしょう。(看護師)
予防策としては、長時間同じ姿勢を保たないことです。身体を動かすことで血液の流れも改善して筋肉が冷えることはないので、できるだけ意識して姿勢を変えるようにしましょう。また腰を冷やさないよう、カイロ等を使ってみるのも症状改善には役立つと思います。(看護師)

脊柱管狭窄症や腰椎変性すべり症などの可能性も

中には、腰椎の異常が原因で起こる腰痛もあります。この場合、放っておくと手足にしびれなどが出ることもありますので、心配なら一度病院の受診を検討してもよいかもしれません。

前かがみや長時間同じ体勢を続けると「脊柱管狭窄症」や「腰椎変性すべり症」になる確率が高くなり、特に腰椎変性すべり症は前かがみになると症状が強く現れることがあります。初期段階では腰痛のような痛みが現れ、その後足のしびれや痛み、ひどくなると歩行障害などの症状も現れます。原因は腰椎がずれて脊柱管とよばれる箇所が狭くなり神経が圧迫されるためで、中高年になり腰を使う作業をすると起こりやすいようです。(看護師)
椎間板ヘルニアでも、腰が伸ばせなくなることがあります。できるだけ同じ姿勢をとらないよう心掛け、軽いストレッチなどで同じ体勢を避けるようにしましょう。コルセットの着用は有効ですが、使用する前に整形外科を受診して正確な診断を受けることが先決です。通常は内服治療やコルセットの装着や神経ブロック治療、ひどくなると外科的療法が行われます。(看護師)

寒い環境でずっと背中を丸めていると、誰でも腰を伸ばせなくなることはあると看護師さんは説明しています。しかし中には腰椎が原因の病気のこともあるため、痛みを感じるようになったなど何か異変があれば、病院を受診した方がよいでしょう。

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