健康

2016/03/24

ぎっくり腰になってからコルセット頼りに…改善策はない?

ぎっくり腰になってからコルセット頼りに…改善策はない?

何の予告もなく突然起こるぎっくり腰。あまりの痛さに数日間動けないこともありますが、一度ぎっくり腰をやってしまうとずっと腰痛もちになってしまうことも。コルセットなどを巻いて対処する以外に、腰痛を改善するよい方法はあるのでしょうか。

40代男性からの相談:「辛い腰痛。どうすればこの痛みから解放される?」

1年前にぎっくり腰をして以来、長時間同じ体勢を続けていると、翌日の朝起きた時に左の腰の辺りだけが痛みます。ぎっくり腰をしてからは、どんな時でも必ずコルセットをつけるようにはしていますが、一度ぎっくり腰をしてしまうと私のようになってしまうのでしょうか。コルセットをしていても常に腰ばかりが気になり、思うように動けません。何かよい方法があれば、教えてください。(40代・男性)

ドイツでは魔女の一撃とも呼ばれるぎっくり腰ですから、一度ぎっくり腰になてしまうと次はいつくるかと気になってしまうのも無理ありません。かと言ってコルセットなどのサポーターにばかり頼っていると、腰回りの筋肉が衰えてしまうという話もありますし…。少しでも腰を楽にする方法がないか専門の方に聞いてみましょう

筋肉疲労や血行不良が主な原因

ぎっくり腰が起こる原因は様々ですが、その多くは筋肉の疲労や血行不良によるものだといわれています。

ぎっくり腰は突然起こり激しい痛みを伴いますが、筋肉や骨や神経に異常がないことがほとんどです。原因としては慢性の筋肉疲労、骨格の歪み、スポーツなどで瞬間的に腰に負担がかかった時に起こるといわれています。一旦起こしてしまうと繰り返すことがあり、筋肉疲労が激しい場合はくしゃみをしただけでもぎっくり腰になることがあります。(医師)
長時間同じ体勢をとることで、腰の筋肉が緊張して血行が悪くなるために痛みが起こり、また立つ姿勢のバランスがどちらかに偏っていると、片側の腰が痛むことがあります。立つ時は下腹部の筋肉を軽く緊張させた状態を保持し、足を軽く開いてつま先も少し開き加減にし、体重が片側に偏らないよう均等に体重を乗せるようにします。(看護師)

日常生活でできる腰痛予防

コルセットは腰を支える効果があり腰痛予防にはよいですが、ずっと着けっぱなしにするのは逆効果だと看護師さんは説明しています。また、日ごろからできる腰痛予防として次のようにアドバイスいただきましたので、ぜひ参考にしてください。

コルセットは、痛みがある時や無理な姿勢をする時は腰回りの筋肉をサポートしてくれ便利ですが、年中装着していると逆に腰の筋肉が衰えて腰痛が起こってしまいます。ぎっくり腰を改善するストレッチや体操もありますが、理学療法士や整体師など専門家に従って行わないと、自己流ですると症状が悪化することがあります。(看護師)
ぎっくり腰を起こしてしまったらしばらくは激痛で動けないと思いますが、安静にするのはできるだけ短時間で、痛みが和らぎ動けるようになればなるべく動いた方がよいとされています。なるべく腰に負担がかからないよう心がけ、体操を行って腰の筋肉を鍛えてください。(医師)
コルセットで腰を固定するのはよい予防法です。その他には長時間同じ姿勢をとらない、急に立ち上がったり振り返るなど急激に姿勢を変えない、腰を冷やさない、同じ方の肩にばかりバッグをかけない、なるべく足を組まないなどがあり、肥満気味なら体重を落として腰の負担を軽くすることも予防になります。(医師)

一度ぎっくり腰を起こしてしまうとその後何度も繰り返したり、腰痛が慢性化してしまうことは少なくないようです。コルセットの使用には気を回しながら、カバンの持ち方や足組など癖を直すのが大変そうですが日ごろの生活習慣の改善などを行い、無理のない範囲で腰の筋肉を鍛えるようにするとよいでしょう。

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