健康

2016/03/22

トイレが近いのはコーヒーの飲みすぎ? それとも他に原因が?

トイレが近いのはコーヒーの飲みすぎ? それとも他に原因が?

車の運転中や外出中は特に気になるトイレ。行きたいのに行けないと、意識してしまって余計に尿意が強くなることもありますよね。移動中に水分を摂る事も多いかと思いますが、たとえばコーヒーなどのカフェイン系の飲み物が排尿に影響することは実際あるのでしょうか。

30代男性からの相談:「トイレが近いことで非常に悩んでいます。病気なのでしょうか」

最近、トイレが近くて困っています。30分間隔で数回行くこともあります。運転中や大事な打ち合わせ中など、トイレに行けない状況のときには、行きたくなったりしないかと気になってしまいます。コーヒーを飲むことが多いので、それが原因の一つかとも思いますが、飲まなくてもトイレが近く量が多いこともあります。原因は何なのでしょうか。それともこれは何かの病気なのでしょうか。治す方法があれば教えてください。(30代・男性)

トイレの回数が増える原因はカフェイン

排尿の回数が増える原因としては、水分の過剰摂取やカフェインの副作用、またはストレスが考えられます。何か思い当たることがあるようなら、まずはその点を改めてみましょう。

水分の摂取量が多ければもちろん排尿量も増えます。さらに、コーヒーなどのカフェインを多く含むものには膀胱の働きを活発にさせて尿意や頻尿を引き起こす利尿作用があるので、多く摂取すればトイレが近くなる原因になります。また、砂糖や人工甘味料もトイレが近くなる原因となりますので、可能であればノンカフェインや無糖の飲料を飲むようにしましょう。(看護師)
コーヒーは多くても2~3杯程度、一日の水分量は1,500~2,000mlくらいにして、塩分の多い物も控えるようにしてください。カフェインには覚醒作用があり、眠気覚ましによいとされていますが、過剰摂取は腎臓の血管を膨張させて尿量を増やすだけでなく、胃液の過剰分泌により胃痛を起こしたり、鉄分の吸収妨害して貧血にさせたりとマイナス面もあります。(看護師)
トイレを気にするのは逆にストレスになって余計に尿意をもよおしますから、あまり気にしないようにしてください。(看護師)

病的なものかどうかを確かめる

コーヒーや水分量を減らすなどして解決するならとりあえずは一安心なのですが、そうでない場合、過活動膀胱や前立腺肥大などの疾患がる可能性もありますので、もう一歩踏み込んで病院で現在の状況を確認してみる必要がありそうです。

毎日どれくらいの水分を補給されるのでしょうか。1日の排尿時間をメモして、自身の排尿状態を見直してみてください。1日に8回以上、夜間に2回以上、または日中に10回以上の排尿があれば頻尿と判断されます。頻尿の原因は、膀胱炎や過活動性膀胱、前立腺肥大などの疾患も考えられますから、気になるようでしたら病院を受診してください。(看護師)
昼間の活動時間帯ですと、一般的には4~6回ほどが妥当な排尿の回数といわれています。緊張によってもトイレの回数は多くなりますが、緊張だけだと量には比例しません。 (看護師)
なにか持病はありますか。持病が影響している可能性もあるので、もしも持病があるようでしたらかかりつけの病院に相談しましょう。持病がないとしたら、原因を探るためにも病院を受診してみてはいかがでしょうか。(看護師)

まずは、普段摂る飲み物の成分や量、尿の量、回数を確認してみることです。カフェインや砂糖は利尿作用があるため控えた方が良いでしょう。また、自分では気づいていない何らかの疾患が隠れている可能性もあるので、尿の回数が標準を上回っているようなら、早めに病院を受診してみるのがよいようです。

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