健康

2016/03/20

20分おきにトイレに…市販薬は効果なし

20分おきにトイレに…市販薬は効果なし

年齢を重ねるにつれて、増えてくる頻尿や残尿感の悩み。病院で検査しても異常は認められず、市販の薬では効果がないという場合、いったいどのような解決策が考えられるのでしょうか。

60代男性からの相談:「残尿感の原因について」

50代の頃、残尿感があり1時間おきにトイレに行っていましたが、市販の頻尿の薬で解消しました。ところが、60代になったら再発してしまいました。最近は20分おきにトイレ行き、おむつをしないと尿をもらしてしまいます。市販の薬は効果がなく、病院の検査では異常なしでした。どうすればよいのでしょうか。(60代・男性)

まずは原因をつきとめること

現在の症状が出る原因にはさまざまなものがあるようです。病院で異常が認められなかった部分以外が原因となっている可能性がないか考えてみる必要があるようです。

病院で何の検査をされたのでしょうか。泌尿器系には問題なかったということでしょうか。頻尿の原因は前立腺や膀胱などの泌尿器系の疾患以外に、年齢による骨盤底筋や排尿筋の衰えなども考えられます。また、男性にも更年期障害があり、更年期障害で自律神経が乱れて頻尿を起こすこともあります。(看護師)
前立腺肥大症などの病気が考えられます。おしっこは膀胱に溜まり、それがある程度の量になると、脳がおしっこをしたいと感じて、排尿を試みるわけです。男性の場合は膀胱と尿道の入り口付近に前立腺があり、年齢とともに前立腺は大きくなります。尿の通り道が狭くなり、排尿の1回あたりの量を出しきれずにトイレの回数が多くなっているとも考えられます。(看護師)
検査の内容が不明ですが、泌尿器に問題がないのであれば、排尿に関係する神経や筋に問題がある可能性があります。排尿に関係する筋力が弱まっているのであれば訓練することで改善するかもしれません。骨盤庭筋運動をインターネットで検索してみてはいかがでしょう。(看護師)
持病はなにかおありですか。泌尿器科で問題がなかったようなら別の可能性を考えてみましょう。神経内科のほか、気持ちや緊張などの精神的なものの可能性もあるので心療内科を受診してください。(看護師)

日常的な対策としては

まずは何が原因となっているかをつきとめることが先決ですが、何が原因だったとしても、排尿に問題がある場合の基本的な対処は以下のようなものがあるようです。

できるだけ規則的な生活で、睡眠をしっかりとるようにしてください。下半身を冷やさないようにし、散歩やジョギングなど、軽い運動を心がけてください。リラックスできる時間を作って気分転換し、ストレスをためないようにしてください。(看護師)
トイレを気にすることでも尿意をもよおしますから、あまり気にしないようにしてください。カフェインを含むものの摂取や、水分の摂りすぎにも注意してみてください。(看護師)

軽い運動を続ける、水分の摂りすぎに注意するなど、生活習慣の中でできる対処を続けていくことは解決策の基本。しっかり解消するには、すでに異常なしと確認できている以外の原因を考えて、他の科をあたってみたほうがよいようです。

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