健康

2016/03/20

緑の鼻水がでる、鼻の奥が臭い!何かたいへんな病気では?

緑の鼻水がでる、鼻の奥が臭い!何かたいへんな病気では?

風邪をしばらく放っておいたら、緑色の鼻水が出て、鼻の奥に強い臭いを感じるようになってしまったという男性。何かたいへんな鼻の病気になってしまったのでしょうか。

40代男性からの相談:「膿混じりの鼻水が出て鼻の奥に悪臭を感じます」

少し頭痛がするし鼻水もよく出るから風邪をひいたかなと思いつつ、そのまま1週間程度放っておいたら、ある日突然緑色のドロドロした鼻水が出るようになってしまいました。膿がまじっているような鼻水です。さらには鼻の奥のほうに物凄い臭い、腐卵臭も感じるようになってしまいました。鼻水にしても鼻の奥の臭いにしてもこれは普通ではなく、鼻のどこかに異常があるのを感じさせるには十分で、大変な病気になってしまったのではないかと心配になってしまいました。これは鼻の病気なのでしょうか。(40代・男性)

副鼻腔炎(蓄膿症)と考えられる

膿まじりの鼻水、鼻の奥の臭いともに、副鼻腔炎(蓄膿症)の典型的な症状であるようです。

症状からして副鼻腔炎、蓄膿症と思われます。花粉などのアレルギーや、ウイルスや細菌などの感染で、鼻の奥の副鼻腔に炎症が起こり、さらに炎症がすすみ鼻中隔に膿がたまった状態を慢性副鼻腔炎(蓄膿症)といいます。(看護師)
蓄膿症とは①副鼻腔から鼻腔に鼻水が流れていく通り道がバイキンやウィルス、またはアレルギー物質の刺激により、粘膜が腫れて狭くなることと②副鼻腔にたまった鼻水の中のバイキンなどが増えることが原因になることがほとんどです。そして、粘膜が腫れまた鼻水が流れていく通り道がさらに悪化して、狭くなるという悪循環になります。(看護師)

早期治療が大切、早めの受診がベスト

副鼻腔炎は治療が遅れたり繰り返したりすればするほど治療がたいへんになり、手術になることもあります。とにかく早期治療が大切であるため、早めの受診を検討するのがよいでしょう。

蓄膿症は放置しておくと、たまった膿のため周りの細胞組織が破壊され、鼻茸(ポリープ)を作ったり、重篤な合併症を起こす場合もあります。また初期の段階では、抗生剤やネブライザー、たまった膿を吸引することで改善されますが、繰り返す場合や鼻の構造に問題があれば、手術も必要になります。治療には数カ月かかる場合もありますが、早期治療が大切ですし、病気の兆候ではなく症状と考えて早めに病院を受診してください。(看護師)

膿まじりの鼻水、鼻の奥の悪臭はどちらも、副鼻腔炎(蓄膿症)の症状です。放置すると合併症を起こすこともあり、治療が困難になって手術が必要になることもあります。早期治療が大切ですので早めの受診がよいようです。

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