健康

2016/03/17

耳鳴りの後に音が聞こえにくくなることが…なぜ?

耳鳴りの後に音が聞こえにくくなることが…なぜ?

普段は意識することのない聴力ですが、耳鳴りに見舞われると問題なく聞こえることの有難さを実感します。今回の相談者は40代の男性です。耳鳴りがしたあとに音が聞こえづらくなり、その状態が5日ほど続くと悩んでいます。いつも自然に解消されるといいますが、そのまま放置しておいてもよいものでしょうか。早急に病院に行ったほうがよいのでしょうか。

40代男性からの相談:「耳鳴りの後の聞こえづらさについて」

急に耳鳴りがし始め、耳がすぼまったようになり、聞こえが悪くなることがあります。この状態になると、いつも女性や子供の声など特定の種類の音が少し割れて聞こえ、5日間ほどは元に戻りません。耳鳴りが始まるのは夜が多いような気がしますが、朝に目覚めるとすでに耳鳴りがしている場合もあります。自然に治るので放っておいてよい気もしますが、きちんと耳鼻科で検査を受けるべきでしょうか。(40代・男性)

突発性難聴なら早急に病院へ。放置すると治癒が困難に

難聴は高い音から聞こえにくくなります。突発性難聴の場合、放っておくと治癒が難しくなるため、できるだけ早めの受診が必要です。

一時的に耳鳴りがしても、すぐに改善されるなら様子をみてもよいですが、女性や子供の声は比較的高い音で、耳鳴りのあと、このような音が聞こえにくいなら聴力に問題があるかもしれません。(看護師)
難聴が起こる際に、高音の音が聞こえにくくなる場合があります。聴力検査のときにモスキート音というのが使用されますが、これはアメリカで開発された高周波の音で、年とともに高い音から聞こえにくくなり、聞こえる周波数によって、耳年齢を判断します。ただ、この音が聞こえないから難聴というわけでなく、あくまでも聴力検査の目安です。(看護師)
一時的に聞こえにくくなる疾患に突発性難聴があります。原因は不明ですが、ストレスや疲れが関係しているのではないかといわれます。規則的な生活で睡眠をとり、気分転換をして、ストレスや疲れを残さないようにしてください。飲酒も控えましょう。突発性難聴は放置していると、治療が困難になります。自然に治るからとそのままにせず、一度耳鼻科を受診してください。(看護師)

耳以外の病気の可能性も。病院で原因を突き止めて

耳鳴りは高血圧や脳腫瘍などでも起こります。病気の治癒とともに耳鳴りが改善することもあります。

耳鳴りはストレス性のものが原因のこともあれば、病気が原因ということもあります。耳鳴りが起こって5日間ほど持続したり、会話が聞き取りにくいなど、日常生活に支障をきたしているようですから、耳鼻咽喉科などの受診をお勧めします。耳鳴りは治そうと通院してもなかなか改善しにくい病気だといわれますが、原因によっては病院を受診することで改善することもあります。(看護師)
耳鳴りが起こる病気としては高血圧、脳腫瘍、聴覚神経腫瘍、脳血管障害などがあります。もちろん耳そのものに異常があるかもしれません。いづれにしても生命に影響するかもしれない病気かもしれないという点でも受診をお勧めします。(看護師)

耳鳴りの原因はさまざまですが、突発性難聴は放っておくと治癒が困難になります。また高血圧や脳腫瘍といった病気が原因のこともあります。早期治療のためにも、病気発見のためにも、まずは病院を受診しましょう。

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