健康

2016/03/17

水泳後に耳の中のかゆみが治まらない…どうすれば?

水泳後に耳の中のかゆみが治まらない…どうすれば?

プールで泳いだ後、耳に入った水で不快な思いをしたことはありませんか。今回は水泳後に耳の中を拭いても湿り気が残り、かゆみが治まらずに耳を傷つけそうになると悩む男性からの相談です。どのように解決すればよいのでしょうか。

40代男性からの相談 :「耳掃除で耳を傷つけないか心配」

水泳をしているため、耳の中によく水が入ります。水泳後は必ず耳の中の水を出して拭き取っていますが、しばらく経つとかゆみがでてきます。耳かき棒で耳掃除をすると、水をしっかり拭き取ったつもりでも棒は濡れており、耳垢も臭くて湿っています。かゆみがなかなか治まらず、耳かきで時々失敗して痛い思いをします。耳の中を傷つけてしまわないか心配ですが、どうしたらよいでしょうか。(40代・男性)

湿った耳垢やかゆみについて

元々耳垢が湿っていることも考えられますが、かゆみは耳の中で炎症を起こしている可能性もあります。

水泳をしていると耳の中に水が入りやすいと思いますが、頻回に耳掃除をすると、外耳道を傷つけ外耳道炎になる場合があります。耳の中に炎症があれば、その部分から浸出液がでて、耳垢が臭いを伴ったり、黄色い汁が出る場合もあります。かゆみがあるのも、炎症によるものかもしれません。(看護師)
日本人の2割ほどはもともと湿った耳垢です。そのため、耳垢が湿っていてもそれだけでは特に問題はありません。また水泳後に水分はしっかり取り除いているようなので、必要以上に耳掃除はしなくてもよいと思います。普通でも耳の内側は傷がつきやすいのですが、プールあがりでは余計に傷がつきやすくなっています。(医師)

耳の中の水と耳垢の取り方

耳に入った水は自然に蒸発するとのこと。無理に奥までふき取る必要はありませんが、かゆみがあったり、何日も水が残っている場合は耳鼻科で検査してもらいましょう。

耳の中に入った水を取り除くのは大切なことですが、穴が空いていないかぎり、鼓膜の奥まで水が入ることはありませんから、奥の方まで綿棒などを挿入せず、手前の方にある水分を拭き取るようにしてください。それでも水が残っているようでしたら、耳の上を斜め後ろに引っ張って頭を下にゆっくり傾けたり、水の入った耳を下向きにして「あ~う~」と、顎を大きく動かしてみてください。(看護師)
耳の中にあるのは少量の水ですので自然に蒸発して無くなります。1日以上経過してもとれない場合は病院を受診した方がいいですし、かゆみがあるのでしたら、早めに受診してください。(看護師)
耳掃除は耳かき棒を使うのではなく綿棒を使用して、水分を取り除く程度にしておきましょう。あまりゴシゴシと耳の壁をこするのはよくありません。耳のかゆみは炎症の初期の可能性があります。そのままにしたり、プールの雑菌が入ると外耳炎になる可能性もあるので、かゆみがあるのであれば一度耳鼻科で耳の状態をみてもらった方がよいと思われます。(医師)

耳の中の水は基本的に自然蒸発するので、無理に掃除して耳を傷つけないよう注意してください。かゆみがある時は炎症を起こしている場合があるため、耳鼻科を受診するのがよいでしょう。

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