健康

2016/03/16

アトピーや湿疹にイソジンはNG! 正しい軟膏は処方してもらおう

アトピーや湿疹にイソジンはNG! 正しい軟膏は処方してもらおう

皮膚のトラブルには色々なものがあり、あせもや乾燥肌による湿疹、肌荒れ、また、アトピー性皮膚炎などアレルギー性の皮膚湿疹もあります。痒くしつこい湿疹に対し、自己判断で即効性のあるステロイド外用薬などの市販薬を使用することもありますが、患部の症状が改善しない場合は皮膚科で正しい有効成分が配合された軟膏を処方してもらい治療すると良いでしょう。

20代男性からの相談:「幼少期からのアトピー。イソジンや軟膏などの市販薬では症状の改善がみられない」

子供の頃からアトピー性皮膚炎に悩まされ、今も背中や胸部などに赤いブツブツした湿疹ができ、夏場は特にひどく肘や膝などの手足にも湿疹ができます。市販のステロイド入り軟膏やイソジンなどの抗菌薬や消毒液で治療を試みていますが効果が得られません。行きつけの薬局の薬剤師さんからは「どうしてそんなにステロイド軟膏を買うのか。ちゃんと病院へ通院して治療を受けているのか」と不審がられてしまいます。皮膚の湿疹にイソジンを塗れば一時的にかゆみは治まりますが、翌日には違う箇所に湿疹ができてしまいます。どうすればアトピー体質の私の身体に発生する湿疹は治るのでしょうか。(20代・男性)

アトピーや湿疹に対する無作為なステロイド外用薬の使用には注意が必要

アトピーの治療には抗炎症作用や免疫抑制作用の効能があるステロイド剤が使用されますが、自己判断で長期に渡り塗り続けると免疫低下などの副作用のリスクを伴う心配があります。また、現在の湿疹が本当にアトピーによるものなのか汗疹などの湿疹なのか、症状に合った治療法をとるためにも、一度皮膚科を受診した方がよいでしょう。

薬剤師が驚くほど、軟膏の使用量が多いのでしょうか?一般的にアトピーにはステロイド軟膏が使用されますが、大量に塗ったりせず、ステロイドの使用は患部にだけ薄く塗り、短期間での使用が一般的です。また、症状によってステロイド含有量の強弱が異なるため、一度皮膚科を受診して適切な治療薬を処方してもらう方がよいでしょう。(看護師)
市販の軟膏などのステロイド外用薬はほとんど副作用はないといわれていますが、健康な皮膚にも長期に渡りたくさん塗っていると、免疫力の低下や皮膚細胞の生成が抑えられ皮膚が薄くなり、血管が浮き上がって見える副作用が出る場合もあります。また、感染病や糖尿病などを患って内服している場合、ステロイドの効果を上下させたりして症状の悪化を招く恐れがありますので注意しましょう。(看護師)
アトピー性皮膚炎による湿疹なのか否かをきちんと皮膚科医に診断してもらい適切な処置をした方がよいでしょう。間違った対処方法をとると症状をさらに悪化させてしまう場合があるため、自己判断でステロイド剤を使うのはよくありません。現在じゃロイド夏場にひどいのは汗疹が原因かもしれないです。また、痛みを伴う場合は黄色ブドウ球菌に感染してとびひ(伝染性膿痂疹)になっている可能性もあるので気を付けてください。(看護師)

アトピー悪化の原因に。イソジンの使用は控え、強酸性水を吹きかける

イソジンは作用が強い消毒で、医師でもあまり使用しないとのこと。自己判断で間違った使い方を続けていると、症状は更に悪化してしまうようです。

アトピーに対し、イソジンを使用しているのはなぜでしょうか?イソジンは非常に強い消毒薬で、基本的には細菌やウイルスに感染している時に最低限で使用するもので、医師でもできるだけ使わないように心がけています。患部に感染が起こり膿が出ているのであれば症状の度合いによって使うこともありますが、膿やただれがなければイソジンの使用はやめましょう。代わりにガーゼで濡らした強酸性水を患部に押し当てたり、吹きかけたりすると良いでしょう。強酸性水は塩素を含んでおり、殺菌力が高く、飲んでも副作用がないのでお勧めです。強酸性水療法は水治療の1つして皮膚科でも取り入れられているのでお試しください。(医師)
イソジンを使うにしても、全身に塗るようなことはせず場所を限って使用し、さらに一度塗ったら洗い流すぐらいで丁度よいです。イソジンは人の細胞にもダメージを与え、皮膚の修復能力を低下させます。市販の軟膏を使用するのは簡単ですが、改善がない場合は皮膚科を受診し、どのような薬が合っているかきちんと診てもらいましょう。(医師)

まずは湿疹の正体がアトピーかどうか、症状はどのレベルなのかきちんと医師に診察してもらい適切な治療薬を処方してもらうのがよいでしょう。症状に合っていない薬の使用は更なる悪化を招くため注意が必要です。また酸性水療法も試してみると良いでしょう。

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