健康

2016/03/10

風呂上りに湿疹が…冬場にできるブツブツの正体は!

風呂上りに湿疹が…冬場にできるブツブツの正体は!

肌や皮膚が強い人もいれば弱い人もいます。汗や皮脂、または乾燥などが原因で皮膚炎、皮膚病などのトラブルに遭う人は少なくありません。その中でも、特に冬場の風呂上がりなど、体温の急激な温度変化が原因で現れる湿疹のようなものがありますが、これは蕁麻疹なのでしょうか。それとも別の皮膚トラブルなのでしょうか。

40代男性からの相談:「風呂上がりに出る白いブツブツ。この湿疹は蕁麻疹ですか?」

毎年冬になると、風呂上がりやシャワー後に必ずといってよいほど湿疹が出ます。湿疹といっても赤いブツブツではなく、白い点々がうっすらと見えるという状態です。銭湯で長湯をすることが好きなのですが、40分ほど浸かり上がった際には必ず白いブツブツが皮膚に出てきます。生まれつきアトピー性皮膚炎などのアレルギー性皮膚炎を患っているわけではないですし、しばらく時間が経つと消えるので、今のところ皮膚科へ通院はしていません。しかし、風呂上がりに毎回のように出ますし、どんどん湿疹の範囲が広がっている気がして心配になっています。これは蕁麻疹でしょうか。(40代・男性)

湿疹の正体は温熱蕁麻疹の可能性もあり

入浴に限らず身体の温度が上昇すると現れる湿疹に、温熱蕁麻疹と呼ばれるものがあります。ストーブやカイロなどで身体を温めた時にも同じ症状が出るなら、温熱蕁麻疹の可能性が高いと医師は説明しています。かゆみを伴うのであれば保湿クリームなどのケアをして予防対策するのも良いでしょう。

お風呂と関連した発疹には温熱蕁麻疹がありますが、一般的には赤味のある発疹と痒みが特徴です。入浴に限らず皮膚を温める反応して出現しますが、ストーブなどで温まった時などにも同じ発疹が出れば、温熱蕁麻疹である可能性が高くなります。温熱蕁麻疹の場合は、通常の蕁麻疹と同様に抗アレルギー薬を服用することもありますが、痒みなどの症状がなければそのまま様子を見ても構いません。冬場は特に肌が乾燥して敏感肌になりやすいので保湿などして日頃のスキンケアを改善してみるのもよいかもしれません。(医師)
温熱蕁麻疹は体温の温度差によって発生するため身体が温まると出現しますが、時間の経過で体温が下がってくると自然に消失します。寒い時期に急激に身体を温めることで起こりやすいため、冬場の入浴の際は温いお湯に長く浸からないようにしてください。温度変化で症状が現れますから、対処方法としては入浴以外でもカイロやこたつなどで、蕁麻疹が出やすい部分を温めるのは避けましょう。かゆみがある場合は、抗ヒスタミン成分が入ったクリームなどを塗ってデリケート肌のケアをしたり、悪化しないように保湿して睡眠しましょう。(看護師)

皮膚疾患は実際に診察しないと病名の判断が難しい

温熱蕁麻疹の可能性が高いようですが、もしかするとボディーソープやシャンプーなどが原因で起こる肌荒れや急激な温度差が原因で起こる鳥肌であるという可能性もあるようです。気になるようでしたら一度受診しましょう。

入浴後に湿疹が出るのは温熱じんましんかもしれませんし、銭湯のお湯が不潔な場合や、シャンプーやボディーソープのアレルギー反応よる肌荒れ、かぶれかもしれません。特に冬場は乾燥したり、肌が敏感になりやすいので汚れや菌が残らないようにシャンプーや石鹸カスも充分にお湯で洗い流し、銭湯の湯船に浸かった後はシャワーで流してから上がりましょう。症状が出ていないと判断が難しい場合がありますが、気になるようなら皮膚科を受診して原因を突き止めるのが一番がと思います。(看護師)
湿疹は、実際の皮疹の状態を見ないと診断できないことも多くあります。写真を撮って持参するか、手のひらや足などを温水につけて再現が可能であれば、皮膚科で再現したところを診てもらうという方法もあります。(医師)
皮膚トラブルではなく、単なる鳥肌の可能性もあると思われます。鳥肌は寒いところから急に温まったり、その逆の環境で急激な温度変化があると起こります。もちろん病気ではありませんので、通院や治療は不要です。(医師)

お風呂以外にも、身体を温めて湿疹が出るなら温熱蕁麻疹の可能性が高いようです。しかし、一般的には赤く痒みのある発疹が特徴とのことなので、かゆみがなかったり、白いブツブツであれば鳥肌の可能性もあります。正しい診断のためには一度皮膚科の受診を検討してみてはいかがでしょうか。

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