健康

2016/03/10

入浴や水泳ですぐに耳に水が入ってしまう…放置して大丈夫?

入浴や水泳ですぐに耳に水が入ってしまう…放置して大丈夫?

耳に水が入るのは気持ちよいものではありませんが、今回の相談者は入浴中や水泳の際にすぐに水が入ってしまうと悩んでいます。一度はいってしまうとなかなか取れないと悩んでいる相談者ですが、放っておいてよいものでしょうか。専門家に聞いてみました。

40代男性からの相談:「耳に水が入りやすく取れにくい」

水泳や入浴のとき、簡単に耳に水が入ってしまいます。すぐに頭を振ったりして出そうとするのですが、なかなか出てくれません。綿棒で吸わせようと耳の奥の方まで突っ込んでみることもありますが、水は残ったままです。放っておくと気にならなくなりますが、自然に蒸発しているのでしょうか。耳に水が入っては放置の繰り返しで、あまりに頻繁なので問題ないか心配です。(40代・男性)

入った水は外耳に留まる。綿棒などの使用は避けて

耳の構造上、水が入っても外耳に留まります。耳の奥まで綿棒などを入れるのはかえって耳を傷つけるのでやめましょう。頭を振ったり叩いたりするのも脳に悪影響です。

もともと耳は水などの液体が入りにくい複雑な構造になっており、鼓膜に穴があいていない限り、鼓膜の奥まで液体が入ることはなく、ほとんどが外耳内にとどまります。耳に入った水などを外に出す場合、頭を振ったり、頭をドンドン叩いたりする人がいますが、この方法は脳にダメージを与えるのでよくありません。(看護師)
「綿棒で水を出す」というのはやるべきではありません。濡れて柔らかくなった耳の内部はとても傷つきやすい状況です。綿棒やティッシュなどを耳の奥まで入れてしまうと鼓膜や外耳道を傷つけ、感染症や出血、外耳道炎の原因にもなり、状況を悪くしてしまうだけです。(看護師)

自然蒸発することがほとんど。場合によっては受診を

多くの場合、水は自然蒸発してなくなりますが、一日経ってもぬけなかったり、痛みがあるときは病院を受診しましょう。

個人的な体験ですが、私の場合、水が入った耳を下向きに頭をかしげ、片足でケンケンすると簡単にでてきます。一般的なやり方では、水の入った耳を下向きにして、「あ~う、あ~う」と顎を大きく動かしたり、耳の後ろを斜め上にひっぱり、ゆっくり頭を傾ける方法があります。それでもぬけない場合は、火傷をしない程度にドライヤーを近づけ、たまった水を蒸発させてください。(看護師)
あらゆる方法で出すことができなくても、少量の水ですから、時間の経過で蒸発して、自然になくなります。一日以上経過してもぬけない場合や、耳の痛みがある時は早めに耳鼻科を受診してください。水泳の時には耳栓をして、水が入らないようにしましょう。(看護師)
どうしても水がぬけない時は放置していて問題ありません。自然と蒸発していきます。ちなみに耳垢は水をはじく性質があります。耳垢を溜めすぎるのも問題ですが、毎日するのも問題です。あえて耳掃除をしないで出かけるのも1つの手段です。(看護師)

耳に水が入ると、つい頭を叩いてみたくなるものですが、脳によくないのでやめたほうがよいようです。綿棒も耳を傷つけ、外耳道炎の原因になりかねません。多くの場合、自然蒸発しますが、いつまでもぬけなかったり、痛みがあるときは病院に行きましょう。

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