健康

2016/03/09

朝起きると胃が痛む。空腹が原因か?それとも何かの疾患?

朝起きると胃が痛む。空腹が原因か?それとも何かの疾患?

胃や腸はストレスなどの影響を受けやすく、特に空腹時などは胃に不調を感じる人も多いようです。このような状態が続くと何か重大な病気ではないかと不安になりますが、ただの空腹が原因か、それとも他に何か問題があるのでしょうか。

40代男性からの相談:「夕飯を早めに済ませた翌日の朝、胃痛が起こるのは?」

小学2年の頃に神経性胃炎と診断されましたが、中学生になり身体が丈夫になったのか自然と治りました。ところが40代後半になり、ここ半年ほど朝起き掛けに胃痛が起こることが多く、特に前日早めに夕食を済ませると痛みが強く出るようです。飲酒はほとんどせず煙草も20代でやめ、あまり運動はしていませんが血圧が少し高い程度で他には問題ないと思います。痛みもそれほど強くないので放置していますが、少し気になります。(40代・男性)

空腹時、胃酸過多の可能性が

早めに夕食を済ませた翌日の朝に痛みが出やすいため、空腹時胃酸が多く出ているのかもしれません。このような状態が長く続くと、胃炎や胃・十二指腸潰瘍になることもあるので、早めに対処した方が安心だと医師や看護師さんは説明しています。

早めに夕食を済ませるのは、就寝中の胃腸への負担を軽くするためよいことですが、起床時に痛みがあるのなら、空腹によるものや胃酸過多かもしれません。もしも何か疾患があれば早めに治療した方がよいので、心配なら病院を受診して検査を受けましょう。(看護師)
胃が空っぽの時に痛みが強いようですが、朝食を食べると症状が緩和されるとしたら、朝方の胃酸の出が多いのだと思われます。このような状態が続くと、人によっては胃潰瘍や十二指腸潰瘍になることもあります。胃の検査をして胃の形に異常がないことが確認されたら、胃酸を抑える薬で様子を見てはいかがでしょうか。痛みなどの症状は身体のSOSです。程度が軽いうちに対処しておきましょう。(医師)
胃炎や胃・十二指腸潰瘍があれば空腹時にみぞおちの部分が痛みますが、食事をすると改善される特徴があります。食事に関係なく痛みがある場合は、ストレスや自律神経の乱れ、ピロリ菌によるものが考えられます。(看護師)

定期的な検診と食生活の見直し

40歳を過ぎると、年に1度は定期検診を受けるようにしてください。また、毎日の食事やストレスなども胃への負担となるため、一度生活習慣の見直しを図ってみましょう。

できるだけ規則的な生活で、食事は消化のよいものをよく噛んでゆっくり食べるようにしてください。暴飲暴食や早食いは避け、脂っこいものや甘いもの、コーヒーや炭酸飲料は控えてください。またストレスをためないよう、自分の好きなことなどでリラックスできる時間を作りましょう。(看護師)
胃の検査は、1年に1回受けていますか?40歳を超えた方は、症状がなくても胃の検査は毎年行いましょう。また暴飲暴食や刺激物の摂取は控え、煙草の煙も胃に入って胃を痛める原因となるので、そのまま禁煙を続けてください。(医師)

今は症状が軽いようですが、このまま続くようなら胃炎や胃・十二指腸潰瘍になる可能性もあるようです。生活習慣の改善でも変化がなければ、一度病院で検査した方がよいかもしれません。

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