健康

2016/03/07

耳鼻科?それとも心療内科?不快な耳鳴りがする

耳鼻科?それとも心療内科?不快な耳鳴りがする

風邪を引いたときや、何かの拍子に耳鳴りがすることは誰にでもあるものです。耳をつんざくような不快な耳鳴りの症状が長く続いてしまうというとき、原因としてはいったいどんなことが考えられるのでしょうか。

30代男性からの相談:「不快な耳鳴りについて」

ここ数年、よくキィィィと耳をつんざくような耳鳴りがします。耳をふさぎたくなるような不快な音です。急に数十秒の耳鳴りがしてその後おさまるのですが、特に左耳の症状が強い気がします。これは耳鼻科の疾患なのでしょうか。それとも心療内科に行くべき精神的な問題なのでしょうか。(30代・男性)

まずは耳鼻科へ行きましょう

もう数年も続いているという耳鳴りの症状。相談者さんは耳鼻科の疾患によるものか、ほかに原因があるのか迷いがあるようですが、専門家はまず耳鼻科で原因の切り分けをするようすすめています。

耳鳴りとは、耳の聞こえを伝える一部の箇所に何らかの障害が起こって、音が聞こえにくくなったり耳鳴りが生じる症状です。(看護師)
まずは耳鼻科で検査してください。耳鳴りの原因は疲れやストレスによるもの、耳の疾患によるものがあります。(看護師)
耳鼻科を受診して聴力検査などを受けてください。聴力検査を受ければ外耳から中耳までの音を伝える部分に異常があるのか、内耳から聴神経の音を感じ取る部分に異常があるのかがわかります。また聴力検査で異常が見つからなければ他の場所に異常があると考えられます。(看護師)
一般的にキーンとした高音の耳鳴りは、誰もが経験したことがあると思います。一時的なもので、すぐに改善される場合は心配ありません。休息をとったり、ストレスを発散して気分転換してください。(看護師)

耳鳴りとなってあらわれるその他の疾患

一時的なものでおさまれば問題ないのですが、子どもがよく起こす中耳炎などの耳鼻科の疾患やストレス以外にも、症状として耳鳴りがあらわれる疾患はいろいろあるようです。

耳鳴りを起こす疾患には、中耳炎や外耳道炎以外に、突発性難聴や、メニエール病、自律神経失調症などがあります。また、突発性難聴は、突然、片方の耳が聞こえにくくなったり、耳が詰まった感じがあったり、耳鳴りも伴います。メニエール病はボーっとした低音の耳鳴りで、眩暈を伴うのが特徴です。(看護師)
自律神経失調症はキーンとした高音の耳鳴りですが、難聴の前兆である場合があります。いずれにしても、頻繁にくり返す、耳鳴りが激しいという場合は、早めに病院を受診した方がよいでしょう。(看護師)
耳鳴りが起こる主な疾患には慢性中耳炎や突発性難聴、メニエール病や音響外傷などの疾患が挙げられます。精神的なストレスや、脳の病気などが原因で耳鳴りが起きることもあります。(看護師)
耳鳴りに伴って頭痛がする場合は脳に何らかの病気が潜んでいることがありますので脳神経外科など専門医を紹介してもらいましょう。耳鳴りを放置しておくと難聴になることもあるので早めに耳鼻科を受診して治療を受けるようにしてください。(看護師)

耳鳴りの不快な症状を改善するには、なによりもまず原因を知ることが大切。最初は耳鼻科を受診するところから始めてみるのがよいようです。

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