健康

2016/03/05

40代になってからジュク耳に…病院へ行くべき?

40代になってからジュク耳に…病院へ行くべき?

水に入らなくても耳垢が湿っている状態のことを、ジュク耳または飴耳といいます。40歳を過ぎてからジュク耳になったという相談者の男性は、病院で検査を受けるべきかどうか迷っている様子。ジュク耳はそのまま放置しておいてもよいのでしょうか。

40代男性からの相談 :「このまま放置でもよいのか気になる」

30代までは渇いた耳垢でしたが、ここ最近はお風呂上がりのみならず、乾燥していても汗をかいていなくても耳垢が湿るジュク耳になります。聞こえが悪くなったり、痛みはないものの、年のせいかと放置した状態になっています。毎日綿棒で掃除はしていますが、このまま放置で構わないのか心配になります。やはり病院に行って検査を受けたほうがよいでしょうか。(40代・男性)

湿った耳垢になる原因

ジュク耳つまり湿った耳垢になるのは、腋の下と同じアポクリン腺が多い人によく見られるようです。

耳の中にも汗腺があり、身体と同じように汗を分泌します。耳垢が湿っている方は汗腺のアポクリン腺が多い人と考えられます。アポクリン腺の活動状況は変化していますので、耳垢が湿らない時もあります。入浴後や水泳などの後、耳の中が湿っていると思う場合は綿棒で耳掃除しても問題ありませんが、奥まで挿入せず、手前の方にたまった水分を拭き取る感覚で行ってください。(看護師)
耳垢が湿っている原因は、耳の中にあるアポクリンが多いためと考えられています。アポクリン腺は汗を出す汗腺の1種で、腋などに多いものです。アポクリン腺は数が増減したり、数が一緒でも活動が活発になるとより湿った状態になります。そのため耳垢が湿っている人は腋のアポクリン腺が多く、体臭が強いといわれています。(医師)

耳掃除のし過ぎに注意

痛みなどの症状がなければ、基本的にそのままでも問題はありません。耳垢は自然にも出てきますので、耳掃除のし過ぎにも注意してください。

基本的に、耳垢は耳の構造によって外に出てきますので、奥まで掃除する必要はありません。また、頻回に耳掃除をすると外耳道を傷つける場合があり、それによって炎症が起こったり、傷から浸出液がでて、乾燥した耳垢が湿ることもあります。(看護師)
耳垢には耳の中を保護する庇護膜の役割もあるため、耳掃除で剥がれた庇護膜を修復するために耳垢が増えることもあります。痛みなどの症状がなければ様子を見てよいと思いますが、気になるようでしたら耳鼻科を受診してください。(看護師)
基本的には痛みやかゆみなどの症状がないので、特に何もする必要はありません。耳掃除も必ずしも毎日する必要はないでしょう。気になる時に入り口に近い部分だけをそっと拭う程度でよいと思われます。耳垢は自然に外へ出てくるようにできています。逆に使い方によっては綿棒で押し込んでしまうこともあるので注意しましょう。またゴシゴシとこするのは傷がついて外耳炎などを引き起こすのでやめましょう。(医師)

ジュク耳は汗腺のひとつ、アポクリン腺の多い人に見られる傾向があります。痛みがなければ特に何もしなくても問題はありませんが、耳掃除のし過ぎは耳を傷めますので気をつけましょう。

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