健康

2016/03/04

2度の手術の後、またまた痔に!不都合なければ様子見?

2度の手術の後、またまた痔に!不都合なければ様子見?

男女問わず痔に悩む人は少なくありませんが、出血の他に腫れや痛みなどが強ければ日常生活が辛いものになってしまいます。場合によっては手術を受けることで改善しますが、痔は繰り返しやすく、もしも再発した場合特に腫れや痛みがなければしばらく様子見で大丈夫なのでしょうか。

50代男性からの相談:「20代からの痔が再発したが、痛みも腫れもありません」

20代前半で痔瘻になり、肛門が腫れて座ることもやっとでしたが、手術を受け10数年は大丈夫でした。しかし30代になり再発。今度は肛門から血が止まらず急患で病院に飛び込み手術、外痔核でした。そして50代になり、またまた肛門から排泄時に出血。しかし硬い便の時は出血せず軟便の際に出血し、腫れや痛みはなく生活に支障がないので約10数年放置していますが、このままでよいのでしょうか。(50代・男性)

清潔にしてワセリンの使用など

下痢は刺激が強いため、肛門周辺の皮膚を傷つけてしまうことが多いようです。このような場合は肛門を清潔にして、ワセリンなどの使用で保護してあげるとよいでしょう。

下痢や軟便では勢いよく排便することがあり、その刺激で肛門周囲の皮膚が傷つき出血することがありますし、頻回の排便でも同じことが起こります。また、傷が回復しないまま次の排便があれば、さらに傷を深めます。(看護師)
肛門周囲の皮膚の損傷なら、肛門を清潔にしてワセリンなどの保湿剤で改善できるかと思いますが、10年以上も経過しており、出血の部位が肛門周囲の皮膚からなのか内痔核によるものか分からないため、病院を受診して出血部位を確認した方がよいでしょう。(看護師)

消化器系の病気の可能性も

50代という年齢を考えると、何か消化器系の病気が潜んでいる可能性も否定できません。肛門からの出血が本当に痔によるものなのか確認するためにも、一度病院を受診した方がよいとアドバイスいただきました。

出血が鮮紅色なら肛門周囲の出血と考えられますが、痔によるものとは限りませんし、黒っぽい場合は大腸ポリープや大腸がんなども考えられます。一度、検査を受けた方がよいでしょう。(看護師)
排便時に肛門から出血ということから痔と思うかもしれませんが、大腸のどこからか出血しているかもしれません。年齢も50代ということですし、消化器系で何かの病気を患っていないともいい切れないので、まずは病院を受診してはいかがでしょうか。その結果、痔であれば治療を受ければ悩まなくて済みますし、他に病気があれば適切な治療を行う必要があります。放置するのは、あまりよい方法だとは思えません。(看護師)
痔は1度手術したからもうならないというわけではなく、食生活などで再発することもありますし、また今回の質問内容だけで「痔だ、痔でない」という診断はできません。大腸のどこかに潰瘍ができて出血している場合もあるので、医師の診察を受けるのが一番確実でしょう。(看護師)

長年の経験から痔による出血だろうと思いがちですが、年齢的なこともあり、別の疾患が原因で出血していないとも限りません。期間も10年以上と長いため、一度病院を受診してきちんと診てもらった方が安心ではないでしょうか。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加