健康

2016/02/04

肝臓が悪いので薬を服用中…やはり飲酒はだめですか?

肝臓が悪いので薬を服用中…やはり飲酒はだめですか?

まず、アルコールは肝臓で分解・吸収されるため、飲酒と肝臓は密接に関係しています。もし、肝機能が低下しているときにお酒を飲むとどうなるのでしょうか。今回は、肝臓の数値が悪いのにお酒を飲んでいるという男性からの相談です。肝機能が悪いときには、どのように対処したらよいのか専門家に確認してみましょう。

20代男性からの相談:「肝臓が悪いのにお酒を飲んでいるが、飲酒は控えたほうがよい?」

以前、病気でたくさんの種類の薬を服用しており、その影響か肝臓の数値があまりよくなく、身体が不調になることもあります。医師に質問しても、そのうちよくなると放任されている感じがして安心できません。現在も肝臓の数値が悪いのにアルコールを飲んでいますが、それも影響しているでしょうか? 自分自身でできることで飲酒を控えたり、サプリメントを摂取するなどがあるなら教えていただきたいです。(20代・男性)

今の状態であれば生活習慣で改善できるレベルです

飲酒はできる限り控えたほうがよいようですが、その他の生活習慣も改善点がないか改めて見直しましょう。

医師が「そのうちよくなるだろう」という態度なのは、緊急を要するものではなく、生活習慣や食事を見直すことで改善されるレベルなのだと思います。(看護師)
以前、病気をしているとのことですが、書かれている内容からでは判断が難しいです。肝臓の機能をよくするためにはお酒も飲まないほうがよいですが、日常生活はいかがでしょう? 食べ過ぎないのはもちろんのこと、揚げ物や高脂肪の食品を摂りすぎていないでしょうか。反対に緑黄色野菜や海藻、果物は摂っていますか? 睡眠はしっかりとれているか、運動習慣はどうかなど、見直せる部分は見直してみてください。(看護師)
結局は規則正しい生活とバランスのとれた食生活が身体にはよいとされています。また、食生活が欧米化して久しいですが、欧米人のような食事は肝臓に負担をかけます。これを機に昔ながらの日本食を意識してとるようにしてみてください。(看護師)

飲酒する際の注意点

禁酒が無理なら、お酒の量と飲む頻度を抑え目にするよう心がけ、空腹時の飲酒を避けるようにしてください。

薬の副作用でも肝機能は低下しますし、さらに飲酒していれば改善させるのは難しいでしょう。できればしばらく禁酒した方がよいですが、無理なようでしたら、週に2~3回は休肝日を作るようにしてください。飲酒の適量はそれぞれですが、泥酔するまで飲まないこと、一気飲みや他の人のペースに惑わされず、自分のペースでゆっくりと飲むように心がけてください。(看護師)
空腹時のアルコール摂取は避け、おつまみに枝豆や豆腐などの大豆製品をとるようにしてください。そして、普段の食事では揚げ物などの脂っこいものや脂身の多いお肉は避けること、かぼちゃやブロッコリーなどの緑黄色野菜や良質なタンパク質を中心に食し、夜遅い時間の食事や暴飲暴食は避けてください。身体の疲れやストレスも肝機能を低下させますので、睡眠をとったり、リラックスできる時間を作って気分転換してください。(看護師)

このままの状態を続けていると、脂肪肝になりやがては肝炎、肝硬変などの重い病気になりかねませんので、まだ20代と若いから大丈夫と思うのではなく、早いうちに対処するようにしましょう。これ以上肝機能を低下させないために、食生活の見直しや適量な運動、規則正しい生活を心がけるようにしてください。肝臓の病気は突然発症する部分となりますので注意が必要です。

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