口臭

2016/02/03

舌磨きのやり過ぎは逆効果!? 口臭の原因の1つは舌苔にあり

舌磨きのやり過ぎは逆効果!? 口臭の原因の1つは舌苔にあり

舌の表面が白いからと言ってゴシゴシ舌磨きをしていませんか? これは「舌苔(ぜったい)」と呼ばれる口腔内の食べ粕や細菌が付着したものです。口臭の原因は歯周病や健康状態と様々ですが、舌苔もやはり原因の1つなのです。でも、舌の磨き過ぎは逆効果だったのです。

20代男性からの相談:「口臭が気になり、毎日舌磨きしてるが改善しない」

高校生の頃、友人の口臭が気になったのがきっかけで、自分の口臭も気になり予防のために歯ブラシで舌磨きでケアを始めました。口が臭いと直接言われた経験はないのですが、自然と気になって仕方ありません。しかし、口臭の原因には虫歯を始め色々あると何かの記事で読んだ事があり、とりあえず舌磨きは今でも毎日行ってはいますが、一向に口臭の改善はみられません。舌苔と呼ばれる舌の表面が白い状態が気になり、口臭の原因はやはりそれではないかと思っていますが、一体この口臭の原因は何なのか、どうケアをして良いのか困り果てています。簡単に口臭を予防・治療できる方法があれば教えて下さい。(20代・男性)

歯周病、虫歯、唾液不足、健康状態も口臭の原因に! まずは歯科医院へ

舌苔だけが口臭の原因とは限りません。口臭の原因は実に様々で、歯や口腔内の清掃不良、歯槽膿漏などの歯周病、唾液不足、虫歯で口腔内の細菌が繁殖して臭っていたり、さらには胃腸などの内臓の健康状態が悪い場合も口臭が発生することがあります。

口臭の原因は、口腔内の清掃不良や虫歯や歯周病、唾液の不足、内臓の不調など様々です。歯科医院で虫歯や歯周病の有無を検査し、必要でしたら治療と清掃指導を受けるのが予防と改善の近道です。(歯科衛生士)
よくある口臭の原因は歯周病の1つである歯槽膿漏で、歯槽膿漏の原因の1つに磨き残しがあります。歯磨きをきちんとしているつもりでも、歯と歯の間の磨けていない部位も意外とあります。しかも、歯磨きの手技は毎日同じですので、磨けていない部位は歯垢・雑菌・細菌が溜まる一方です。このように、徐々に歯茎が炎症を起こし、気づかないうちに歯槽膿漏になってしまう場合が殆どなのです。舌磨きなどの手っ取り早いケアをしても歯垢の磨き残しがあっては意味がありませんので、まずは歯科で診てもらい、場合によっては治療、歯磨き指導などをしてもらいましょう。(看護師)

歯磨き、舌磨きのやり過ぎは逆効果。磨き過ぎに注意!

歯磨きや舌磨きのしすぎは、逆に口臭を発生させてしまう原因になると、歯科衛生士さんや看護師さんは説明しています。また、気にしすぎるあまりに自分の口臭が強く感じてしまう「自臭症」というのもあるようです。

舌の表面にある舌苔は、分厚くなったり濃くなると確かに口臭の原因になります。しかし、薄く白い膜が張っている程度なら大きな問題は無いですし、気になるからといって無理に舌苔を除去しようと歯ブラシでゴシゴシすると繊細な舌の表面を傷つけてしまうと、そこに細菌が入り込み繁殖し逆に口臭の悪化の原因や味覚へ影響を及ぼすこともあるため、磨き過ぎには要注意です。舌苔をケアする時は歯ブラシの使用は控え、必ず舌クリーナーなどの専用用具を使用し、やり過ぎは避けましょう。(歯科衛生士)
意外ですが、舌磨きや歯磨きのやりすぎも口臭の原因になります。歯磨き後のうがいや液体歯磨きの使いすぎで口腔内の唾液のほとんどを失ってしまうと、唾液不足で口腔内の雑菌が増えるスピードが速くなってしまいます。また、磨き過ぎにより歯のエナメル質や歯茎等が傷つき、そこへ細菌が入り込み繁殖して口臭を引き起す事もあります。これは舌磨きも同じです。もし、歯磨きや舌磨きを入念にしすぎている場合は、予防策として今のケア方法を改善する必要があるかもしれません。(看護師)
それほどの口臭ではないのに、自分で自分が臭ってしまうのは「自臭症」といって、メンタル面に問題があるケースも。親しい人に頼むか、歯科医院で口臭チェッカーなどの機械で測ってもらうなど、一度、客観的な判定を求めてみてはいかがでしょうか。(歯科衛生士)

口臭が気になるからといって、過度に舌磨きをして繊細な舌を傷つけてしまうと、舌苔が原因で発生している口臭の症状をさらに悪化させたり、舌苔が原因でなかった場合は逆に新たな口臭の原因にしてしまったりします。ひょっとすると実は自臭症で自分で思うほど臭っていない場合もありますし、一度、歯科を受診して口腔内の検査をして改善策を練るのが良いかもしれません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加