メンタル

2016/02/02

双極性障害Ⅱ型、改善したが仕事が続かない…どうすれば?

双極性障害Ⅱ型、改善したが仕事が続かない…どうすれば?

気分が高揚してやる気満々のときもあれば、突然ひどいうつ状態になってしまうこともある双極性障害。この精神疾患は、治療すると通常の日常生活を送れるようになる人もいますが、社会に出て働くとなると難しいこともあるようです。何か、よい対策はあるのでしょうか。

40代男性からの相談:「双極性障害の治療中だが、どの仕事も長く続かない」

10年ほど双極性障害Ⅱ型の治療をしていますが、現在は重度のレベルは脱しており、日常生活に問題はありません。しかし、仕事がどうしても長続きしません。ここ5年程はパートや契約社員などに採用されても、途中で行けなくなり辞めてしまうことが何度もあり、しかも自分で連絡できないこともよくありました。どうすれば長く仕事が続けられるのか、生活もかかっているので悩んでいます。(40代・男性)

長く働き続けられることを目標に

まずは就職することが先決ですので、就職自体に目標を置いてしまっている可能性があります。職に就くことよりも長く働き続けられることを目標にするため、自分に合った職種や職場をよく吟味する必要があるかもしれません。

仕事に就くことが目的になっていませんか?仕事に就くということが目標になってしまっているため、就職ができても目標を達成してしまったことにより、その後のモチベーションが下がってしまっている印象です。もちろん第一段階としてはそれでよいですが、働くことができるのに続けられないという状況は「職に就く」部分にピークがあるからです。(看護師)
たとえば就職を山に例えると、山頂に立つことだけに爆発的に熱量をかけては疲れきってしまいますので、なだらかでも歩き続けられる意気込みで続けられてはいかがでしょうか。就職はゴールではなく過程であり、自覚されているように生活にも直結することですので、無理なく働き続けられる職場を選ぶことが大切です。(看護師)
実際に働いてみないとわからないこともありますが、自身の能力にあった仕事、できそうだと思う仕事を選んでください。たとえば単調な作業の繰り返しや、自宅でできるネットでの仕事でもよいかもしれません。職場勤めをする場合は、周りの理解がなければ心ない言葉で傷ついたり差別を受けたりする場合もありますので、人間関係はどうか、疾患について理解してもらえるかも大切です。(看護師)
生活費の心配があるでしょうが、長く続けるというよりは「自分にできる仕事を見つける」ことを目標にしてはいかがでしょうか。また、仕事に行けなくなった原因をよく見直し、同じことを繰り返さないようにしてください。現在も通院中なら、仕事が続かないことや転職についても主治医と相談してから検討してください。(看護師)
仕事に行けなくなった原因があるのでしょうから、自分を守るための手段だったと考えて自分を責める必要はありません。せっかく就職できても、自分に負担をかけるようなら意味がありません。(看護師)

とにかく働かなければという思いが強く職に就いても、いざ働いてみて自分に合っていない仕事だと、長く続けられない可能性が高くなります。一度、これまでの経緯を見直してみて、今後の仕事については主治医と相談しながら検討してはいかがでしょうか。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加