健康

2016/01/24

毎年健診で骨密度が…牛乳飲んでも改善しないのはなぜ?

毎年健診で骨密度が…牛乳飲んでも改善しないのはなぜ?

健康のための努力が報われないことがありますが、それはなぜなのでしょうか。今回の相談者は30代の男性です。毎回、健診で骨密度が引っかかるため、牛乳やヨーグルトを積極的に取り入れてきたのに、今年の健診でも引っかかってしまったといいます。いったい何が原因なのでしょうか。

30代男性からの相談:「カルシウムを摂取しても改善されない骨密度を上げるには?」

健康診断で毎年、骨密度で引っかかります。同年代の75%程度の密度です。運動はしないので全体的に細身ですが、骨折などはしたことはなく、気にしていなかったのですが、やはり骨密度で引っかかった同僚が階段を降りていた際、背中に痛みが走り、病院で背骨にヒビが入っていると言われたそうです。それを聞いて以来、ヨーグルトや牛乳を摂取していますが数値はほとんど変わりません。どうしたらよいのでしょうか。(30代・男性)

吸収されにくいカルシウム。ビタミンDとKと一緒に摂取を

カルシウムは体内に吸収されにくい特徴があります。ビタミンDやKを含む食材と組み合わせることで吸収しやすくなります。

骨粗鬆症は骨密度が低下し、骨がスカスカになってしまう疾患です。骨粗鬆症を引き起こす疾患や薬の服用がなければ、加齢によるもの、運動不足、栄養不良、女性でしたら、閉経による女性ホルモンの減少が主な原因です。背中が丸くなった、身長が縮んだくらいでは、骨粗鬆症と気づかない人が多く、症状が進むと、手をついただけで骨折したり、くしゃみでも骨折する場合があります。(看護師)
骨密度を低下させないためには、カルシウムだけでは不十分です。カルシウムは体内に吸収されにくいので、ビタミンDを含む魚類やキノコ類、ビタミンKを含む葉物野菜や納豆などと一緒に摂るようにしてください。大豆とひじきの煮物にシイタケを混ぜたり、ほうれん草のおひたしに、しらすやカツオ節をまぶすなど、少し工夫してみてください。(看護師)

運動すると骨が丈夫に。日光に当たるのも効果的

適度な運動も骨を丈夫にしてくれます。太陽の光にあたるとビタミンDが形成されますのでおすすめです。

骨密度は、そもそもの量が少なく痩せている人よりは、太っている人のほうが高い傾向にあります。食事に気をつけているのでしたら、カルシウムの摂取量が足りないことはないでしょう。ですので、運動習慣がないことに起因するのかと思います。運動をすることで骨は丈夫になります。もともと運動習慣がないことと、痩せ体型であるならば、まずはウォーキングなどをしてみてはいかがでしょうか。(看護師)
できれば、散歩や軽いジョギングなど、毎日できる運動を心がけてください。また日光に当たると、ビタミンDが形成され、骨が強くなります。紫外線は肌トラブルの原因になりますから、長くても20分くらいを目安にしてください。(看護師)

カルシウムを効率よくとるためにはキノコや魚、葉物などと組み合わせるのがよいようですね。運動や日光にあたるのも効果があります。せっかくの努力を無駄にしないためにも、結果につながる工夫をしましょう。

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