メタボリック

2016/01/25

食事に注意しているが20代で脂肪肝…持病の治療薬のせい?

食事に注意しているが20代で脂肪肝…持病の治療薬のせい?

お酒も飲まず、食生活にも気をつけてきたのに健診で脂肪肝と診断された20代の男性。今回の相談者なのですが、彼の身体にいったい何が起こっているのでしょうか。もしかして、持病の薬が原因?彼はどうしたらよいのでしょう。

20代男性からの相談:「脂肪肝と持病の薬の関係について」

定期健診で脂肪肝と診断されました。γ-GTPが80を超え、医者から指導を受けました。持病のCRPSの治療のため、2年前から欠かさず薬を飲んでおり、お酒はもちろん、食べ過ぎにも注意していました。持病の関係で激しい運動はできませんが、毎朝20分の運動を習慣にしています。投薬以外はかなり身体に気を使っているつもりです。これ以上どうしたらよいのでしょうか。(20代・男性)

薬の影響の可能性あり。主治医に相談し薬を変えるか肝庇護剤を

薬の長期服用が原因の可能性があります。主治医に相談し、薬を変えたり肝庇護剤(かんひござい)を投与してもらいましょう。

飲酒する人のほとんどが肝脂肪ですが、飲んでいないのに肝機能が悪くなったり、脂肪肝になったのであれば、服用している薬の影響ではないでしょうか。(看護師)
CRPSの治療には、痛みを抑えるために、アスピリンやインドメタシンなどの抗炎症剤を使用することがあります。抗うつ剤や抗けいれん剤、症状が強い場合は麻薬も使用されるため、長期にわたって服用すると、肝機能だけでなく、腎機能障害や胃腸障害も起こしやすくなります。(看護師)
自己判断で薬を中止したり、減量することはできませんから、主治医とよく相談し、薬を変えてもらうか肝庇護剤などを投与してもらってください。(看護師)

食生活をもう一度見直して。急なダイエットも原因に

少量でも消費カロリーを上回る高カロリーのものを食べていると、蓄積されて脂肪肝になることも。また急なダイエットは身体が脂肪を体内に蓄積しようと反応し、蓄積の原因になります。

20代で脂肪肝という診断は驚きでしたね。脂肪肝の原因は、アルコールの摂取や、脂っこい食事で摂取カロリーが消費カロリーを上回った結果、蓄積されたものです。お酒は飲まず、食事にも気をつかっているのでしたら、蓄積によって起こったのかもしれません。また、急激なダイエットを行うと、アルコールや食事に関係なく、脂肪を体内にとどめようとする働きがありますので気をつけましょう。(看護師)
食べ過ぎだけでなく、動物性脂肪を含むもの、コレステロールを多く含むものを避け、魚介類や海藻類、食物繊維を含むものを中心に低カロリーの食事を心がけましょう。脂肪の蓄積を抑制する酢も取り入れてください。(看護師)
脂肪肝の改善には、イカやタコ、カキなどに多く含まれるタウリンがよいとされています。加えて青魚を摂取すれば、脂肪肝による動脈硬化を抑えることができます。(看護師)
脂肪を消費するように筋トレを行い、基礎代謝を上げたり、日頃から大きな筋を使うことを意識してみてください。エレベーターやエスカレータは使わず、階段を使うとよいでしょう。(看護師)

持病の薬が原因の可能性もあります。主治医とよく相談しましょう。また、少量でも高カロリーの食材ばかり食べていると、体内に蓄積されます。低カロリーの食事になっているか、食生活を今一度、見直してみましょう。急なダイエットも体内に脂肪を貯めやすくなりますので注意が必要です。

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